高齢者のレクリエーション!海の日は川で安全に楽しい釣りと調理をしてみませんか?
はじめに
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紙の魚に磁石を付けて釣りの真似事のゲーム…。
はぃ、子どもの遊びでもありますが、高齢者施設でゲームを混ぜてレクリエーションで実践されることもあります。
陳腐…じつに陳腐でナンセンスです。
釣りはやはり釣り堀に行くか、川や海でなければ楽しめません。
でもお連れするのは難しい…。
だから、このようなレクリエーションになってしまうのですよね…。
海の恵みに感謝する日『海の日』
大型行事を設定して、みんなで楽しんでみませんか?(*^▽^*)
高齢者のレクリエーション!海の日はどう過ごされてますか?
海の日…それは7月の第3月曜日。
祝日です。
祝日になるとパート職員さんが一斉にお休み…。
正職員だけで頑張る1日…。
基礎的な介護だけで外出レクリエーションなんて…とてもとても…。
そんな悩める介護職員さん。
自分だけでレクリエーションを決めて実践する必要はありません。
いかに対象となる高齢者さんに楽しんで体や頭を活用して鍛えていただくかが大事です。
十分なリサーチと企画力次第で、そんな海の日を劇的に変化させることが可能です。
海の日のレクリエーションを企画しよう!
梅雨も明けまして、暑くなるこの頃…。
高齢者さんを外出させることに世間の風潮はマイナスイメージ。
でも、閉じこもりになっていただく必要はありませんし、十分な休息や水分補給を考えて外出しましょう。
万が一の対応も専門職が存在しますからね。
同僚だけではなくて看護師や医師の帯同も見込めますよね。
見守りや支援を行う人数が少なければ、早めにご家族様を募り参加いただきますと大所帯にはなりますがレクリエーションの成功率は高くなることでしょう。
是非、
□ 高齢者さん
□ 高齢者さんのご家族さん
□ 休日の職員さんとご家族さん
□ 地域のボランティアさんとご家族さん
□ 行政機関の介護保険担当の方とご家族さん
□ ケアマネージャーさんとご家族さん
などなどにお声かけをして『海の日』イベントを成功に導きましょう!
さて冒頭に戻るのですが、海の日で海へレッツゴー!
リサーチしてみると海の家や船って団体行動やレクリエーションを考えてみましてもハードル高くないですか?
船は艦橋にあがるのも階段…通路も狭くて…車椅子の高齢者さんは移動がとても難しいだけではなくておトイレ1つにも揺れで難儀します。
釣りのいろいろにしましても磯釣りは難しいですし、埠頭での釣りになるとおトイレが…と課題になりますよね。
釣り堀…ここもおトイレが…。
不満を言い出すとまだまだ外出先の選定は限られてしまうのが日本の現代社会です。
お祭りなどで用いる簡易トイレをレンタルすることも1つの方法です。
ですが、車椅子の方や寝たきりの方ではその辺りも活用は難しいものがあります。
パーテーションを4枚用意して四方を囲み、ストレッチャーを1台、用意しますと野外でもおむつ交換が可能です。
もちろん陰部洗浄用のお湯や清拭用タオルなども用意しましょう。
電源があれば炊飯器などで代替え保温できますよね。
高齢者のレクリエーション!海の日に川で安全に釣りを楽しみませんか?
海へ向かうと大変という立地条件や交通事情の施設の職員さんには、川に向かってみることをお勧めします。
全ての川は海に通じると言われますし、海と同じ理由で川も昔から大切にされているものです。
むしろ、長時間、車に揺られて疲弊してしまうよりも、なるべく短時間で川に到着できるのであれば川の方がおすすめになります。
川原は大小の石がありますし、車椅子を押すにも難儀します。
一定人数が集まり、楽しめる空間を確保することを視野に入れましょう。
足場が悪いことから、転倒に対する十分な注意が出来る見守り人数と介助員を配置しましょう。
付き添いのご家族やボランティアさんに予め丁寧にお伝えする場を設けておきますとグッと事故率は低下しますよね。
さて、海の日の釣りで川となりますと、最も人気があるのは鮎釣りではないでしょうか?
人気があるということは釣り場の周辺環境も整備されることになり、いざという時の対処も可能になると言えるでしょう。
お店や病院などへの経路も近距離で済むかもしれませんね。
いろいろと利便性が高く鮎釣りのレクリエーションを完遂するとなりますと、下調べ・情報収集の点から、担当者の下見だけに頼らず、様々な方から多角度の意見を集めて分析しておくことが大切です。
不慣れなうちは1~2ヶ月、準備に時間をかけてみても良いと思います。
時間をかけて丁寧に企画するほどゆとりを持って当日を完璧に遂行することが出来るようになります。
もちろん、職場の経営陣や上司の理解が伴い、後押しと団結を受けて実施できる状態も大切ですよね。
高齢者のレクリエーション!海の日に海の幸で調理を楽しもう!
せっかく川辺に鮎を釣りに行くならば、その場で調理して、高齢者さんと職員・ボランティアさんと全員で一緒に調理を楽しみたいところです。
カセットボンベなどキャンプ道具一式を持ち込みますと達成できますよね。
内臓を集めた『うるか』も人数によっては1瓶程度、作れるかもしれません。
□ うるかを作る!
□ 塩焼きを作る!
□ 味噌田楽を作る!
□ 鮎ご飯を作る!
□ つみれ団子にして椀物にしても風情があります。
…試したことはないですが、
□ 薄切りにして、しゃぶしゃぶにしてみる!
□ 純米酒と骨を合わせて骨酒で風情を楽しむ!
料理の楽しいところは創意工夫して五感で楽しむところ。
皆様で知恵を出し合って、各ご家庭の鮎料理の方法を持ち寄り、腕を振るっていただきますと楽しくなりますよね(*^▽^*)
※鮎は川魚で寄生虫の問題があるので、生食だけは避けましょう。
まとめ
海の日に海は無理だから、川に行って、鮎三昧で楽しく過ごそう!という記事でした。
川は古来から、山から多くの恵みを土地にもたらすことから神聖なものとして大切にされてきました。そのまま母なる海につながり、極楽浄土へ続くとも言われています。
ですが、川原もなかなか足場が悪い…。
私の地元には一級河川の吉野川や紀の川がありますが、川原の防波堤沿いに公園が整備されています。春には桜、夏の海の日は鮎釣りの光景が見られる眺望の良い環境です。
どうしても河原が難しい場合、このような公園を活用してピクニックを楽しんでいただくということもアリかもしれませんね。
自然を感じて、心休める穏やかな1日をお過ごしくださいね(*^▽^*)
誠にありがとうございました。
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