高齢者のおやつは冬でも寒天ゼリーがベスト?大量調理や簡単お手軽は大事よね?

[ ☆ 冬 Winter ☆彡 ]

はじめに

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高齢者施設のおやつ…。

冬になっても寒天ゼリーは定番の1つ…。

お饅頭やお菓子もおやつに出ますけどね…。

寒天ゼリーは大量にいっきに作れて手間暇いらず…。

寒天ゼリーが重宝されるのには、もちろん理由があります。

でも、いろいろ食材が普及した時代だからこそ、たまに出るくらいに止めないといけませんよね。

まして施設などでは、高齢者さんがメニューを選ぶことは共同生活の点から、とても難しいことですからね…(*^▽^*)



高齢者のおやつに冬でも寒天ゼリーが重宝されるのは?

寒天そのものに含まれる食物繊維が豊富なので、胃腸の働きを整えてくれます。

同時に水分を多く摂取できることから整腸作用が高いので、寒天ゼリーが重宝されます。

また噛まずに歯茎で潰せるので、食べるというよりも飲むことに近く、施設に在籍されていて咀嚼力が弱くなった方でも、もちろん丈夫な歯の方でもと、摂取の対象者を選ばないことから、好まれて調理されます。

いろんな味のゼリーも簡単に工夫できますからね。

とはいえ、冬に冷蔵庫から出されたゼリー…。

施設内が一定温度で、いくら快適に保たれているからと言っても冷たいし、寒々しい…。

そのような意見も出ますが、先述したような利点意外にも、冬に体調を崩してしまい、発熱された方などに素早く自然体として水分補給ができる1品として重宝することもあります。

温かい室温に配慮することで、逆に冷たい小量のゼリーの摂取は貴重な口福かもしれませんね。

もちろん、外が寒々しい冬には、なるべく心も温まるようなイメージのものを常々には、摂取していただけるように提供したいものです。

高齢者のおやつを大量調理する必要があるのか?

施設や病院では一定量を一定時間に全員の利用者さんへ提供するという縛りがあります。

おやつ時間に全員が食べるという流れですね。

既製品の袋を小分けにして提供したり、クッキングのレクリエーションと重ねることでおやつの充実を図ったりします。

ところで、おやつの目的とは何でしょう?

朝昼晩のお食事でカロリーは計算上、満たせてしまいます。

おやつは元々、お八つと言ってお八つの時間帯に食べる軽食を差しました。

それも1日に2食の時代の繋ぎの軽食です。

明治時代以降は3食を食べる時代になり、カロリーも豊富になりましたから、不要なものになってしまったとも言えます。

寒天ゼリーのように水分摂取の形式で重宝される場合であれば、3時のティータイムにそのまま続けて代替えすることもできますよね。

おやつが親しまれる理由は、3食に無い、水分補給にはない魅力を、軽食として手軽に楽しめることにもあるのではないでしょうか?

そういう意味では、レクリエーションでクッキングを行い、そのままおやつを楽しむということも、レクリエーションの1つとして選択できそうですよね。

高齢者のおやつを簡単お手軽に用意するには?

おやつは楽しみと書きましたが、楽しみは個々人で異なりますよね。

それこそ大きく満足いただける方から、まったく満足出来ない方まで同じおやつでもいろいろと受け止め方があるでしょう。

そこで、冬のおやつにコンセプトを持たせていくと良いでしょう。

新しい味や食感を楽しみ、満足していただく。

身も心も温かみで満足できる。

人によって異なる幅の楽しみ方が出来る。

というコンセプトで、利用者さんが数口を口にすることで楽しめるというビジョンを持って提供されると良いでしょう。

おすすめとしては葛湯はいかがでしょう?

古来より薬としても用いられてきた葛ですし、お湯と砂糖で割り、多少のシロップを足しますと仄かな香りも加わります。

口当たりもとろみがあるので嚥下に支障があって食事形態を変更されている方にも最適です。

利用者さんに提供するコップに混ぜ合わせた粉を入れ、ポットでお湯を注いで回ることで手軽におやつの1品が完成します。

混ぜ混ぜはセルフで頑張ってもらいます。

添えるシロップは蜜柑1切れ、レモン輪切り1切れ、リンゴスライス1切れ…この程度で風味を楽しめます。

もう1つおすすめなのは、甘酒。

これは事前に作り温めておいたものを提供する形になりますが、同じくミカンやレモン、リンゴを添えると風味が柔らかくなり、常と異なる味わいを楽しめます。

いずれもカップと匙があれば手軽に楽しますし、効能も高いものがあります。

また水分補給の目的にも合致します。

是非、お試しくださいね(*^▽^*)

まとめ

既製品のお菓子や取り寄せ商品で、まったく新しい味覚や見栄えの品を楽しんでいただくことも、現代の飽食の時代からすれば定期的に取り入れていただきたいところです。

冬場はとかく寒さで体調を崩しやすい。

冷え対策に摂取する食事から温かみを摂ることも大事なことです。

それも1日の機会をこまかく摂取することで内側から冷えて健康を損なうことを防ぐことができるでしょう。

一杯の椀でホッと一息する時間を導入してみませんか?(*^▽^*)

管理人
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