高齢者のレクリエーション!夏はうちわ作りと風船バレー?評価はどうする?

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はじめに

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高齢者のレクリエーション!

夏の風物詩といえば、うちわ・団扇ですよね。

うちわの使い方1つで立派に遊べるものです。

昔は蛍を追いかけたり、やぶ蚊を払ったり…いろいろと遊びから厄災祓いにも用いられたのだとか。

今日はうちわとレクリエーションで風船バレーを楽しもうという企画のお話です(*^▽^*)



高齢者のレクリエーション!夏はうちわ作りをしてみませんか?

日本の伝統文化のうちわ…。

扇子の方がスマートで良い?

今回はうちわがテーマです。

骨組み作りから和紙を漉いて糊付けして本格的に作りますとオンリーワンの1品になりますよね。

和紙から作って、絵柄を決めて色づけ…。

製作レクになりますし、本格的にやるほど高齢者さんの真剣みは増していきますよね。

おっと…風船バレーにつなげる記事でした…。

うちわは市販の道端で配布してくれているような品で十分です。

だって振り回して、手荒く扱いますから、記念品みたいなうちわでは性能を発揮できません。

むしろ、市販のものにダンボールや厚紙で大きく拡張したり、熊手のように空気をかき集めるように工夫するなど重さを加味しつつ、作る方が腕力強化に繋がって良いかもしれませんね。

そこに遊び心で絵を描いて…と、この程度で留めるのが良さそうです。

本格的なものは記念品として自宅で丁寧に扱っていただきましょう。

高齢者のレクリエーション!うちわが出来たら風船バレー競技はいかが?

さて風船バレー。

風船をボールに見立てて、うちわで風を起こして相手のコートに入れるバレーボール式のゲームですよね。

風を風船に当てて飛ばしますが、腕の振り方や風船へ風をねらって送るなど目に見えない難しさもあるものです。

思わぬ方向に飛んでいくので面白い。

とはいえ、足腰の弱い高齢者さんのレクリエーションでは、安全性に配慮して卓上を囲み、椅子に座って風船バレーを楽しむ形になります。

風船の無軌道な動きに足腰が追い付かず、転倒してしまうので立って競技することは避けましょう。マンツーマンで転倒予防ができるのであれば吝かではありませんが…。難しいものです。

テーブルは人数に合わせて6人であれば六角テーブルなど一辺が自分のスペース・陣地であると分かるものが良いでしょう。

もちろん、個人テーブルを円形に配置して中央を開けておく形でも工夫の仕方があります。

中央に職員が入り、ジャマーをしたり、扇風機の弱風で真上に撒き上げるなどしますと、高齢者さんはより手や腕を上に伸ばす運動をしてくださいますので効果的になります。

あと忘れがちなのですが、高齢者さんを観客席に見立て誘導して、お茶会を楽しんで頂きながら、職員による本格的な風船バレー競技を観覧いただくことも良いでしょう。

リアルな迫力と実演、見慣れた職員さんのいつもと違う真剣な顔と動き…。

高齢者さんから見ますと、こんな時間もとても有意義な時間となるものです。

高齢者のレクリエーション!うちわと風船バレーの企画書と評価はどうする?

さて、企画書。

どんなレクリエーションにも材料費がかかりますし、目指すべき効果を企画して成果は適切に評価せねばなりません。

先述してきましたうちわと風船バレーの企画書。
□ 手の握力と腕の腕力の強化訓練。
□ 背筋を伸ばして上空を掻く動きの訓練。

…事前に握力計を握り計測しておきます?事後と数値で比べて効果あり!であれば、立派な評価ですよね。

でも、1回やったくらいでそんな目覚ましい結果にはならないですよね。

そこで上のような企画の場合は、似たような多くの文言を並べておきましょう。

…はぃ、あんまり評価にならない無駄も多いと頑張って書いていると見えるからですよね。

それよりも簡単に評価する方法はやはり写真です。

全員で風船バレーを熱戦する様子を数枚。

事後の発汗量、額を流れる汗を数枚、写真に収めます。

写真が汗を物語ってくれますし、運動量は推して知るベシです。

運動後に提供する水分も常より多めに。

摂取量も記録しますと普段とは違い増えたことが見えますよね。

うちわと風船バレーの眼目とは?

企画だ!評価だ!と言いますとうんざりですよね…。

でも介護保険ではお金を払う国や市町村に見えて説明できなきゃダメですからね。

仕方がないです。

そんな辺りとは別にもっと意義深いところの見えない効果のお話です。

□ 手や腕を上に振る

… いざ転倒となった時に素早く手すりを掴み、地面への打撲を軽減する。またその瞬間の動きや筋力の強化を求める訓練になります。

□ 円背を伸ばして背筋を伸ばし縮める

… 嚥下、肺、心臓、腎臓などの上下運動は高齢になると縄跳びやジャンプが難しいので減退しがちです。安全にこの動作を行うことで内臓全般への適度な刺激伝達になります。

数か月、毎日続けますと血液検査での改善が見られる可能性があります。

…誰もそこまで熱心に取り組まないので実証データはないものですが、理論上はあり得ます。

と、このように不確定でも、高齢者さんの身体に作用する流れを予測して実践しましょう。

テーマを企画して運営する職員の熱意・モチベーションも飛躍的に上昇するきっかけになります(*^▽^*)

まとめ

風船バレーなど勝負事って、何故か高齢者さんが白熱しませんか?

ストレスがたまっているかもしれませんね…。

夏は暑いだけでストレス…眠れずストレスとストレスになりやすいですからね。

うちわ作りからの風船バレー、環境準備から後片付けまで工夫余地はいろいろですからね。

1日にして終わらず、『 夏季風船バレー大会 』と銘打って1週間くらいトーナメント戦でも、より着実な効果を見込めるかもしれませんね。

その際には↓の記事のように、

本格的にマイクスタンドやスピーカーを用意されて形式にこだわってみても盛り上がるかもしれません。

あ、忘れてました。

万が一、風船が割れて音が鳴っても驚かさないように、風船の中に紙吹雪を多少、仕込んでおくと少しマシになります。

空中で割りますと花吹雪が舞うので、目を奪われていただいて…ごまかせ…ませんが…。

お怪我なく、しっかり体を動かして、水分を摂る。

夏バテ、熱中症にならずに元気に高齢者さんのみならず、職員さんも一丸となって楽しんでくださいね(*^▽^*)

管理人
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