はじめに
秋の衣替えの日は10月1日。
秋の衣替えを子どもと一緒にやるメリットはたくさんあります。
ですが、肝心の子どもがノッてきませんよね…。
特に男の子。
限られた収納スペースを活かして衣替えをすること。
冬支度の始まりを丁寧にしておくことでの節約術。
さらには豊かに生活を楽しむ視点…。
是非、お子様にも丁寧に説明して、理解して欲しいところですよね(*^▽^*)
秋の衣替えを子どもに説明してみよう!
10月1日はまだまだお昼間は暑く感じられて朝晩がやや涼しい頃合いです。
衣替えで1日を潰してしまうなんて…子どもにしてみれば、衣替えで登場する衣類の多くは暑苦しい物に感じられてしまいます。
嫌なことからは逃げたい…そんな心理に直結してしまいます。
とはいえ、1ヶ月もすればカーディガンなど羽織り物が欲しくなりますし、朝夕と昼間の寒暖差はどんどん開いていきますので、準備としての衣替えはとても大事な頃合いになります。
一ヶ月先や次の冬を想像する力は、とても大事なものです。
大人になりますと、衣替えは、次のシーズンにどんな色合いや柄、厚い薄い、素材、形の衣類が流行するのか…そんな最先端に想いして、新しい衣類を購入するきっかけになったりもします。
ショッピングモールなどでは、先々を考えて品物が並んでますよね。
あのセンスは生きる上で、とても大切だということです。
子どもたちにも先読み力を、是非、鍛えて欲しいものです。
そこで衣替えの日を活用して、次のシーズンを見据えた準備を経験することで先読み力を鍛えてみてはいかがでしょう?
衣替えを子どもに説明して収納のコツを学んでもらう!
ご家庭の家屋や収納庫の工夫…各ご家庭にあるものですよね。
家の中のお掃除をかねて衣類を夏物から冬物へ交換していきます。
完全に夏物をしまい切ってしまいますと、現状に合わない日も出てきますので、
□ 薄手の冬物を出す日
□ 厚手の冬物を出す日
と、2日に分けておくと衣替えはスムーズに進みます。
さて、床下、天井、押し入れのあちこちの収納庫から衣替えの衣類が登場したりしませんか?
限られた収納庫を活用する工夫を1つずつ丁寧に子どもに説明してみましょう。
□ 虫が衣類に穴を開けたりしないように通気に注意している
□ 衣類を丸めることでコンパクトに片付けている
□ 上着、肌着、靴下など、分かりやすいように場所を決めている
□ 大小の衣装ケースを場所に合わせて組み合わせて活用している
各ご家庭で長い年月をかけて培ってきた収納のコツ。
衣類だけでもこれくらいは工夫が込められているのではないでしょうか?
これを子どもに説明しますと…、
□ 面倒くさい
□ 遊びに行きたい
□ 疲れた
□ お母さん、やっといて…。
と、取り付く島もない返答で一蹴される…なんてこともよくあることです。
これはですね、
□ 衣替えの重要性を身近に感じていない
□ 衣替えを楽しんでいない
□ コツコツと向き合う姿勢がない
□ 体力を培わなければいけない
□ 自分のことは自分で、家族と仲良く協調する
このような視点が、子どもであるがゆえに未熟ということの発露です。
でも、いつまでも親任せ、人任せで楽しみだけを享受しようなんて姿勢を続けさせるわけにはいきませんよね。
できれば、自分の体や将来のために発送できて、コツコツやれる子になって欲しいものです。
衣替えを子どもに説明してより深く1日を楽しんでみよう!
衣替えを楽しむ秘訣があります。
□ 家庭行事の日として印象付けして家族全員で行う。
□ 子どもの出来る専有事項を予め決めて任せる!
□ 段取りもそうですが、休憩時間とご褒美を予め決めておく!
この辺りが基本のポイントになります。
お母さんが1人で黙々と…これは絶対にダメです。
お母さんの技術力をもってすれば、テキパキと容易にことが進んでしまいますし手間も大幅カットですが、子どもたちの教育につながりません。
責任感を責任感と思わずに身に付け、衣替えを成し遂げた充実感を子どもたちにも満喫してもらいましょう。
衣替えをしたことで一ヶ月後に、やっといて良かったぁと言葉が出てきますと大成功です。
家族全員で自分の出来る衣替えとお掃除を頑張る。
衣替えの周知は、カレンダーに記載して遅くとも一ヶ月前には子どもたちにインプットしていきましょう。
月間カレンダーを捲って気づくように9月下旬~10月中旬にワンポイントシールを貼っておく…なんてことも工夫になります。
1日じゃなくて、10日とか月末に貼っておくことで、カレンダーを捲って気づいても遅くないように注意しましょう。
子供の専有事項って言葉は難しいですが、子どもが言葉や意味を理解して、自分だけの力で成し遂げるという部分を作っておこうということです。
スタートから終わりまでの簡単なプログラムを用意することで、衣替えの段取りから全体像が見えるように最初、中間、終わり頃の工夫を用意するのがコツです。
と、最後にですね。
物で釣る…と思われては心外ですが、ご褒美を用意しておきましょう。
品物やプレゼントではなくて、おやつやお料理を子どもの好きなメニューで占めておきましょう。
頑張った後の好物は、きっと喜ばれます(*^▽^*)
まとめ
衣替えは2日に分けて行うのがベストです。
子供と1日目はここまで、2日目はここから終了まで…と決めてしまうのも1つの方法です。
1日目は断捨離を思い出話を交えながら断行。
2日目は新しい衣類の購入と収納を考えながら行うと良いでしょう。
子どもの成長は早いですからね。
去年の物が着れない…なんてことはよくあることです。
傍らにアルバムが登場してしまいますと、去年や一昨年の今頃と衣類の1つ1つの思い出が重なって衣替えが進まないーーーーッ!と、我が家では話題が弾み過ぎになってしまうこともあります。
衣替えは是非とも家族行事としてお楽しみくださいね(*^▽^*)