秋から冬へ~福祉系オフィスをゆるふわ基調で季節替えするコツ~
目次
はじめに…事務所の第一印象も季節と一緒に衣替えを
福祉の仕事場って、どうしても「機能が最優先」になりがちですよね。書類をすぐ取れる場所に置く、契約関係の掲示を見やすくする、来客があったらすぐ対応できるように席を配置する…。どれも大事なことなのですが、その反面、季節の移ろいがまったく感じられないまま、ずっと同じ風景で時間が過ぎてしまう事業所も少なくありません。毎日そこで働いている職員さんでさえそう感じるのですから、たまに来るご家族やご利用希望の方には「ここは忙しくて余裕が無さそうだな」という空気が伝わってしまうこともあります。
本来、福祉系のオフィスは人を迎える場所です。玄関先で「ここなら安心できそう」と感じていただけるかどうかは、案外ちょっとした飾りや色合いで変わってしまいます。特に秋から冬にかけては、外の空気が冷たくなり、人の心も温かさを求めやすくなる時期です。この時季にフンワリとしたトーンを差し込んでおくと、それだけで「この事業所は細かなところまで気を配っているな」と思っていただきやすくなります。
ここでお勧めしたいのが、秋冬の入口に合わせた「ゆるふわコーデ」です。といっても、難しい装飾や高価なインテリアを用意する必要はありません。今ある掲示を季節色の台紙に差し替える、受付カウンターの上だけでも温かい色調にする、事務所の入口が見えるようなら手前の飾りを季節に寄せる――こうした小さな積み重ねで、事務所全体の印象はしっかり変わってきます。職員さんの気持ちにもゆとりが生まれますし、ご高齢の方にとっても「包まれている感じ」「ここは自分を歓迎してくれている感じ」が伝わりやすくなります。
本記事では、これまで福祉の現場で見てきた「もったいないオフィス」の例を踏まえながら、秋から冬に移るタイミングで取り入れやすいコーディネートの考え方をご案内します。費用をあまりかけずに出来ること、安全面を崩さずに出来ること、そして職員さん自身が続けやすいことを中心にお話ししますので、どうぞご自分の事業所に重ねながら読んでみてください。ここで季節の表情を1つ作っておくと、次の春先にもアレンジしやすくなり、1年を通して“感じのいいオフィス”を保ちやすくなります。
[広告]第1章…福祉系オフィスがいつ見ても同じに見えてしまう理由
福祉の事業所を回っていると、サービス内容はとても丁寧なのに、事務所まわりだけがずっと同じ風景…というところに出会うことがあります。玄関を入って、受付カウンターが見えて、掲示板に必須の書類が貼ってあって、奥に職員さんのデスクが見える。もちろんそれ自体は悪いことではありません。大事な書類が見えるところにあるのは公的なサービスとしてはむしろ正解ですし、使い慣れた配置は職員さんの動きもスムーズにします。けれど、来るたびにまったく同じだと、利用者さんやご家族には「ここは業務だけでいっぱいいっぱいなのかな」という空気が伝わってしまいがちです。
どうしてそうなるのかと言えば、福祉系のオフィスには「変えていい場所」と「変えてはいけない場所」が混在しているからです。掲示義務のある書類、各種の案内、契約に関わる掲示物、衛生用品の配置など、触ってはいけないものが多いので、結果として全体が固定されたように見えてしまいます。さらに、事務所が玄関に面しているタイプの事業所だと、外からも職員の様子が見えますから、「綺麗にしなきゃ」が先に立ってしまい、季節の遊び心を持ち込む余白がなくなるのです。
もう1つの理由は、人員配置の現実です。介護・相談・送迎・記録・計画書の作成…と日々の業務が詰まっていると、どうしても「飾る」「色を足す」が後回しになります。飾り付けをしてもすぐに壊れてしまうのではないか、掃除の手間が増えるのではないか、入浴介助や訪問から戻った職員が雑然と置いた荷物で台無しになるのではないか、そうした心配が先に立って、最初からやらないという選択をしてしまうのです。つまり“変化が少ないオフィス”は、サボっているのではなく、業務を優先した結果そうなっている場合が多いのです。
とはいえ、利用者さんやご家族の目線に立つと、玄関や受付は「この事業所の性格が一番わかる場所」です。花や色の1つもなく、机の上にはコピー用紙の束と黒い電話機だけ、掲示も色あせたまま…となると、「中で働いている人は真面目なんだろうけど、気持ちを和ませることまでは考えていないのかな」という印象になります。福祉サービスは人と人との関係で成り立っていますから、こうした第一印象の差は案外侮れません。今のサービスに満足してくださっているご家族でも、別の事業所を見学したときに「あちらの方が温かい感じがする」と感じれば、そちらに心が傾くことだってあります。
そこで、秋から冬へと季節が移るこのタイミングが活きてきます。外の木々も色を変え、日が落ちるのも早くなり、人が無意識に温かさを求める時期ですから、ちょっとした色の差し替えや素材感の変化がとても目立つのです。普段はなかなか気付いてもらえない受付の台紙も、秋色に替えればすぐに見てもらえますし、玄関マットを落ち着いた色にすれば「最近替えたんですか?」と声を掛けてもらいやすくなります。つまり、季節の入口で変化をつけると、ほんの少しの手入れでも“いつも同じ”から抜け出しやすくなるのです。
さらに言えば、秋冬の装いは「やわらかい」「温かい」「包み込む」というイメージと結びつけやすいので、福祉の現場との相性がとても良いです。春夏のような明るくはじける雰囲気を作らなくても、落ち着いたトーンでふんわりとした世界観を足すだけで、「ここは高齢の方にもやさしい場所だな」と伝えやすくなります。あまり大きく変えなくても、それとなく季節をまとった事務所は、来る人にも働く人にも気持ちの良い空間になります。次の章では、その“ふんわり感”をどうやって色で表現するか、もう少しやわらかくお話していきます。
第2章…「ゆるっと・ふわっと」を秋冬色で作る優しい配色設計
秋から冬に向かう時季の一番のポイントは、「いきなり冬色にしないこと」です。外はまだ紅葉が残っているのに、室内だけが真っ白でキラキラの冬仕様になっていると、少しだけ早過ぎる印象になり、ご高齢の方には季節感が伝わり難くなります。そこでまずは秋の温かさを残しつつ、冬の清潔感にゆっくり寄せていくような色遣いを意識してみましょう。ふんわりとした印象を作るには、色そのものを強くするよりも「白を混ぜる」「光が当たったように淡くする」方が上手くいきます。
秋色をベースに冬色を滲ませる
秋といえば、レンガ色やからし色、オレンジに近い黄、落ち着いた赤など、温かさを感じる色が主役です。これらは福祉の現場でもとても使いやすく、玄関マットや掲示の台紙、受付カウンターの上に置く小物に取り入れるだけで「季節を感じている事務所だな」という雰囲気になります。ここに、冬を先取りするように白を1色足しておくと、次の月に向けて自然に移行できます。例えば、赤だけだとクリスマス寄りに見えますが、赤と白をやわらかく混ぜれば、秋の余韻を残しながら清潔感を出すことが出来ます。黄も白と合わせるとやわらかいクリーム色になり、事務用品の中に置いても浮きません。
大切なのは、青や緑などの冷たい色を主役にし過ぎないことです。これらは春や初夏の爽やかな印象を作るには最適なのですが、秋冬では少し温度が下がって見えます。どうしても使いたい場合は、面積を小さくして差し色にとどめ、全体は赤・黄・白のどれかを基準にすると、施設に来られる方にも分かりやすくなります。
光を感じると「ふわっと感」が出る
「ゆるふわ」という言葉の中には、色だけでなく“光っているように見えること”も含まれています。壁の色を塗り替えるのは大掛かりでも、掲示を貼るときに白い台紙を一度かませる、窓際に置く飾りを透明感のあるものにする、受付のペン立てや来客用のバインダーを明るい色に替えるだけでも、光を受けて柔らかく見えます。事務所はどうしてもコピー機やパソコンなど黒・グレーの物が多くなりますから、そこに1つ明るい色が入ると、視線がそちらに集まって全体がやさしく見えるのです。
また、秋冬は日照時間が短くなるため、夕方に来所される方には室内の色がより濃く映ります。そんな時間帯に備えて、照明の近くには白系の物を置くと、反射して明るくなり、玄関周りが冷たく見えません。光を受ける場所には白、影になりやすい場所には温かい色、というふうに分けておくと、少ない数のアイテムでも“考えて飾っている”印象を作ることができます。
事務的なものも季節色に寄せてみる
福祉系オフィスの場合、どうしても外せない掲示や契約関係の紙が多く、ここが雑然としていると一気に味気なくなります。ここにも秋冬色を寄せると、全体の統一感が出ます。といっても、派手な台紙を使う必要はなく、白地に淡い赤のフレームを付ける、ベージュのコルクボードに替える、契約書の見出しだけ季節色のペンで縁取りする、といった程度で十分です。重要書類を扱う場は清潔感が最優先ですから、「落ち着いた中に柔らかさがある」というラインを意識して整えると、きっちり感と親しみやすさが共存します。
こうして色の方向性を決めておくと、次の章で触れる玄関まわりやデスク周りの模様替えもやりやすくなります。先に色のルールを作っておくことで、職員さんどうしで飾りを持ち寄ってもチグハグになりにくく、来られる方にも季節の変化が伝わりやすくなります。秋から冬へという短い期間を上手に使って、事務所全体の印象を柔らかくしていきましょう。
第3章…玄関・受付・掲示周りを秋冬仕様にする実践アレンジ
事務所全体の色の方向が決まったら、次は「最初に人の目に入るところ」から整えていきましょう。福祉系の事業所では、玄関を入ってすぐのスペースか、ガラス越しに見える受付がその役目を担っています。ここが季節に寄り添っているだけで、利用者さんやご家族は「あ、ここはちゃんと見てくれているところだ」と安心できます。逆に、ここが1年中まったく同じだと、中でどんなに丁寧なケアをしていても伝わり難くなります。ですから、この3章では玄関周りを中心に、ほんの少し手を入れるだけで秋冬らしさが出る工夫を順にお話しします。
まず見直したいのは玄関ドア周りです。自動ドアでも開き戸でも、ここには案内の貼り紙や地域の掲示、注意書きが増えがちです。もちろん安全や法令に関わる掲示は外せませんが、紙のままテープで貼ってあるだけだと、どうしても生活感が出てしまいます。ここを思い切って「季節色の台紙に差し替える」「透明なファイルに入れて縁を白で揃える」だけでも、秋冬の落ち着いた雰囲気に近付きます。ガラスに直接貼る場合は、背景が暗くなる夕方の見え方も想像して、文字色が沈まないようにしておくと親切です。
玄関の次に目に入るのは、靴を脱ぐスペースやスリッパ置き場です。ここは実用性が一番なので飾り過ぎは禁物ですが、季節の変わり目に合わせてスリッパの色を1色だけ変える、来訪者用の椅子の上に温かみのあるクッションを置く、といった軽い手入れなら安全面も保てます。高齢のご家族が相談に来られるケースもあるので、座面が安定した椅子を1脚は置いておき、そこだけでも秋色の膝掛けを添えると「ここで落ち着いてお話ししていいんだな」という雰囲気が出ます。ゆるふわコーデというと飾りや布を増やすイメージもありますが、福祉の現場では転倒や感染への配慮が最優先ですので、床に垂れるものは極力避けて、目線より上の位置や壁面で季節を見せる方が安全です。
受付カウンターを外から見える位置に置いている事業所なら、ここを季節の“見せ場”にしてしまうのがお勧めです。といっても大きな装飾を置く必要はなく、職員が使う来客用のバインダーを秋冬色にする、記帳台の下敷きを白とベージュにする、お渡しする書類の一番上にくる案内紙だけ季節色にする、といった「必ず手に触れるもの」を整えておくと、利用者さんが自然に気付いてくれます。紙を受け取った時にフワッと優しい色が目に入ると、その場での会話も和みますし、事務所のきっちり感も保てます。
忘れがちなのが、義務的に貼っている掲示物の見せ方です。福祉サービスの説明や料金表、重要事項の掲示はどの事業所にもありますが、ここが色褪せていたり、紙が波打っていたりすると、一気に「手が回っていない職場」という印象になります。ここを秋冬のタイミングで一端、全部剥がして、同じ内容を新しい紙に印刷し直し、台紙だけ季節の色にする――それだけで玄関の空気が変わります。コルクボードを使っている場合は、ピンの位置を少し変えて整列させるだけでも見やすくなり、訪れた方が内容を最後まで読んでくれます。掲示の中に「本日もお越しいただきありがとうございます」といった一言を加えておくと、事務所の人柄まで伝わります。
もう少し余裕があるなら、玄関から事務所までの“視線の通り道”も整えてみてください。玄関は秋色、受付は白を混ぜた色、奥の事務所は落ち着いた色、というように手前から奥に向かってだんだんと沈めるように移ろっていくと、来訪者の視線が自然に事務所の奥へ導かれます。中が丸見えになるのが気になる場合は、白~ベージュの柔らかい色のパーテーションや小さな観葉植物をワンポイントで置き、視線を優しく遮ると良いです。冬場は光が低くなるので、窓際が暗くなりやすい事務所では、光を受けやすい白い物を前に置いておくだけでも十分です。
このように、玄関・受付・掲示の3か所を秋冬仕様に寄せておくだけで、たとえデスクの上が完全には片付いていなくても、「季節に合わせて手を入れている事業所」という印象を作ることができます。次の章では、さらに職員さんが使うデスクや備品、衣類まで含めてイメージを揃え、事務所全体を1つの世界観でまとめる方法をお話ししていきます。
第4章…デスク・備品・ユニフォームまで揃えて雰囲気を完成させる
玄関や受付を秋冬らしく整えたら、つぎは職員さんが日常的に触る場所を同じトーンに寄せていきましょう。来訪者は入口で事業所の印象を決めますが、そのあとさりげなく中の様子も見ています。受付だけが素敵で、後ろのデスクが紙の山、文具がバラバラ、制服だけが夏のまま……となると、せっかくの季節演出が弱くなってしまいます。そこでこの章では、毎日使う物を大きな負担なく秋冬モードに寄せる考え方をまとめておきます。
まず見直したいのはデスクの“見える面”です。福祉系オフィスでは利用者さんの個人情報を扱いますから、本来はデスクの上に物が多いのは好ましくありません。とはいえ現実には、ファイル、ペン立て、付箋、メモ、スケジュール帳などがどうしても視界に入ります。ここを季節の色に合わせて1つだけ差し替えてみてください。例えば、付箋をクリーム色にする、ペン立てを白と木目にする、来客にお渡しするメモ用紙だけ淡い赤を混ぜる。ほんの少しだけでも、入口で見た“柔らかい雰囲気”が奥まで続いているように見えます。職員それぞれの好みが出やすい場所でもあるので、「今シーズンはこの色系でお願いします」と一言ルールを決めておくと、統一感がぐっと増します。
書類棚やキャビネットも同じです。低過ぎる棚は腰を痛めますし、高すぎると奥の物が取りにくく、結果として上にどんどん積み上げてしまいます。秋冬の整理として、まずは職員が1日の中で最も多く使う段を“見せてもいい段”にして、そこだけでも季節色のファイルに入れ替えると、雑然とした印象が薄れます。貼り出したくないメモや個人名が書かれた書類は、利用者さんから見えない内側に向けて置き、見える側だけは綺麗に整える――たったこれだけでも「片付いている事務所だな」と感じてもらえます。秋冬は外気が冷たくなるので、アルコールや保湿剤などの衛生用品も机に出しっぱなしになりがちですが、ここも白いトレーにまとめるだけで印象が変わります。
次にユニフォームです。福祉の現場では、動きやすさや安全性が最優先されますから、あまりにデザイン性の高いものは不向きです。しかし、色のトーンを事務所と揃えることはできます。例えば、受付に白とベージュを使っているなら、職員のポロシャツも淡い色に寄せる。玄関を秋色にまとめているなら、胸元の名札だけ温かい色の台紙にする。制服を一新するのはコストがかかりますが、名札・カーディガン・エプロンなど“上から足せるもの”を季節に合わせておくと、来る人の目には十分に伝わります。バラバラな色が混ざるとかえって雑然として見えるので、色選びだけは事前に共有しておきましょう。
応接や相談スペースも、秋冬は少し温かめにしておきたい場所です。ご家族とじっくり話をする机の上に、季節色のランチョンマットを1枚敷くだけでも、お茶を出した時に優しい印象になります。これも布が床につくほど長いものは避け、拭きやすく取り替えやすい物を選ぶと衛生面でも安心です。お茶・コーヒー・お菓子の内容を季節に合わせて少し変えると、「いつも工夫してくれているんだな」という気付きが生まれ、その後の話し合いもスムーズに運びやすくなります。
最後に、こうした小さな季節替えを続けるためのコツを1つ。飾る人を1人に固定しないことです。特定の職員だけが頑張っていると、その人が忙しくなった瞬間に元の無表情な事務所に戻ってしまいます。秋の初めに「今年は玄関をこの色で」「受付はこの台紙で」とざっくり決めておき、後は誰が手を入れても同じ雰囲気になるようにしておくと、短時間で維持できます。動きやすくて安全で、それでいて季節が感じられる――そんなオフィスは、ご利用者さんにも職員さんにも優しい空間になります。続くまとめでは、こうした小さな工夫がどうして大事なのかをもう一度整理しておきましょう。
[広告]まとめ…季節ごとの小さな変化が利用者さんへの安心感に繋がる
秋から冬に向かう、ほんの短い間の工夫をずっと後回しにしてしまうと、事務所というのは驚くほど無表情な空間になってしまいます。福祉のお仕事では、記録や契約、連絡など「やらなければいけないこと」が次々とやって来ますから、飾りつけや色合わせはどうしても後ろに回りがちです。けれども、玄関・受付・掲示・デスク・制服と少しずつ手を入れていくと、「この事業所は細かいところまで気を配っている」という印象が、利用者さんにもご家族にも自然に伝わるようになります。
今回お話ししたのは、高価なインテリアを並べるやり方ではありません。秋の温かさを少し残す 白を混ぜて冬への橋渡しをする 入口から奥へ向かって同じトーンで繋ぐ――この3つを意識するだけで、落ち着きがあって包み込むような“ゆるふわ基調”は作れます。福祉の現場では安全が最優先ですから、床に垂れる布は避ける、手に触れるところは拭きやすくする、といった現実的な配慮も忘れずに添えておくと安心です。
もう1つ大切なのは、「年に1回だけ頑張る」ではなく「季節が動くたびに少しずつ入れ替える」という考え方です。玄関の台紙を替える、掲示の紙を刷り直す、スリッパの色を柔らかくする、名札の台紙を季節色にする――このくらいの小さな変化でも、積み重なると1年後にはまったく違う表情になります。職員さんの気持ちにも余裕が生まれ、来訪された方との会話も始めやすくなりますし、何より「ここは日々のことを大切にしている場所だ」と受け取ってもらえるようになります。
福祉系オフィスは、サービスの入り口であり、信頼を感じていただく舞台でもあります。ぜひ季節の変わり目を味方につけて、働く人も訪れる人もホッとできる空間に整えていきましょう。小さな衣替えを続けられる事業所は、将来の変化にも強く、現場の空気も明るくなっていきます。
今日も閲覧ありがとうございましたm(__)m
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