はじめに
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高齢者さんのレクリエーション…。
今年はコロナウイルス感染症のために、価値観やあり方が大きく変貌していますよね。
…さて、9月。
お月見を楽しむ一ヶ月も最悪な世情のあり様でも、ひとときのやすらぎになるのでは?
お月見をして、何を思われますか?
流石に…お団子となる気分でもないですけど(*^▽^*)
高齢者レクリエーション!今年の9月はどうする?
3密を避け、遠出はままならないコロナウイルス感染症の猛威…。
続きそうですよね…。
日々、肺炎になっていなくても、息が詰まりそうな雰囲気ですよね。
コロナウイルス感染症が流行する中、レクリエーション…とは、あまり気分が乗りません。
しかし、レクリエーションと題しなくても、何かしら高齢者さんの気分高揚や運動、健康につながる試みは実践してあげたいですよね。
9月は敬老週間があったり、秋分の日を境にお彼岸もあります。
高齢者さんの絡みたいイベント第一位はお彼岸、第二位が敬老の日、第三位がお月見でした。
て、3つからどれ?と尋ねて回ったら、たまたまそうおっしゃられる方がほとんどだったので…。
今回はお月見記事なので、先の2つのイベントに注力するのも9月としてはありでしょう。
1つのイベントに絞って一週間くらいかけてゆっくりやる。
これが正解です。
だって施設に人がいないもの…。
ご家族も呼べないもの…。
ボランティアさんも呼べないもの…。
と、このような施設様が多いのも事実なのですから。
高齢者レクリエーション!コロナもあるので…
面会中止は当たり前、医療設備もないのに受診になかなか外部医療機関にお連れ出来ない、嘱託医は稀…高齢者さんは皆様、重い持病や障害を抱えておられる…。
そう特養です。
きっと、福祉施設の中で、最も困難な立ち位置なのはそこに違いないです。
少ない人数の職員で施設内で一丸となって頑張っていることでしょう。
秋のこのシーズンのコロナウイルス感染症状況は記事作成時点では分かりませんが…。
とんでもない環境かもしれません。
レクリエーション?
専門職?
不可能だ…。
そう悩むこともあるかもしれません。
でも、本当は少しでも高齢者さんの御心を和ませてあげたいですよね。
だって、気候の変わり目って体調が狂いやすいですし…。
ストレスからかご病気にもなりやすいですもの。
無理をせずに、わずかなりと効果が確実にある…そんなレクリエーションを企画していきましょう。
高齢者レクリエーション!お月見を満喫していただいてはいかがでしょう?
猛暑を越えた秋。
9月。
お昼間はまだ暑い日もありますが朝晩は涼しさが色濃くなります。
暑さから涼しさに変わりますと、気候の変わり目で雨が降りやすくなります。
わずかな晴れ間の夜に古来より、お月見を楽しむという文化があります。
お月見はタダです。
夜空を眺めるだけです。
全職員を3グループに分け、大中小グループに分けます。
大グループの職員の勤務時間、スケジュールを3時間ずらしましょう。
中グループは通常スケジュール組。
小グループは午前シフト型と午後シフト型の2タイプに分けます。
大グループが主にお月見を主導します。
中グループが3大介護、食事、排泄、お風呂の中核を担います。
小グループが全体の間隙を埋めてトラブル防止を図ります。
企画力が大切ですけども、全職員で一丸となって演出してみますと、終わった後の達成感は一入です。
理事長から金一封のご褒美ものの成果を挙げることが出来ます。
予算のある施設様であれば、施設から見える位置で花火を用意しても盛り上がりますよね。
とはいえ、高齢者さんを1人、職員を1人で車椅子で10分程度ぐるりと回る…全員の高齢者さんにお月見をしていただく…これだけのことですが、それでもきっと日々の業務に捻じ込むのは、相当な企画力が必要です。
天候予測だけではなくて、手洗い、うがい、消毒、眠前薬の内服。
排泄リズムや日々の生活リズムへの影響も考えちゃいますと、イベント中止…なんて考えにもなりかねません。
それでもです。
ほんの一時の清涼剤の効果は抜群です。
もちろん、夜少し夜更かしを楽しむわけですから、翌朝は少しゆっくり寝ていただくようにしましょう。
生活のズレ?
厨房の食事の手配?
いろいろと考えなきゃいけないことがありますけどね。
年に一回の中秋の名月ですから。
流れ星が見えるなんてラッキーなことも…。
夜空に浮かぶ星々…星座…どこまでも遠くまで見通せそうな星空…。
高齢者さんお一人数分。それでも初めての試みであれば効果は抜群。
是非、お試しくださいね(*^▽^*)
まとめ
お月見団子も…感染対策でボツ企画にされた私…。
これはなかなか、例年通りにはお月見イベントの開催は難しい…と感じたわけでこのような記事に…。
逼塞する中、気晴らしは大事です。
それも感染症対策をしながら、何かしらを実現する発想が大事です。
会社が予算をくれないなら、人力企画で乗り越えるしかない!
と、無理をして体を壊すことだけは避けましょう。
無理の先にはコロナウイルス感染症に限らず、インフルエンザとか普通に風邪とかの感染が待っているだけですからね。
夜空の撮影をしておいて、お昼間にテレビ鑑賞会を開催しても代替え出来ますからね。
あるいはユーチューブで検索しておいて、上映会をテレビでしてみるとか…。
高齢者さんに楽しんでいただく方法はいろいろと考えられますよね(*^▽^*)