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認知症を抱える高齢者との関わりの大切なポイントとは?

投稿日:2018年3月31日 更新日:


[ 1人1人の広い心が大切です(*^▽^*) ]

はじめに

介護のお仕事をする上で…現代では特にクローズアップされがちな認知症について書いていないなぁと思いまして…。

実はあまり認知症は意識してこなかったのです。

もちろん介護支援専門員として認知症の方に出会わなかったわけではありませんし、ご本人様にとってもご家族様にとっても認知症という医師の診断は不安に思い、悩みの種となるのも事実です。

認知症を意識しないほどに、私が関わりを自然体に保つことを最善としてきたから、意識が低いのかもしれません。

そこで私流の認知症解釈を記事にしてみました。

…クレームは受け付けません(/o\)

認知症とはどんな症状なのか?

認知症は病気には違いないですが…何も特別な問題ではないと私は思うのです。

どんなに若い壮年期の方であっても、多忙を極めれば注意点や仕事の大事な事などをうっかりと忘れてしまうなんてことはないですか?

高齢になるほどに、体の筋肉は衰え、関節は固さが増し、何もメンテナンスを施さないほどに不自由さは増していきます。

老化は誰にでも起こり得るものです。

先述したうっかり忘れる領域は物忘れと呼ばれ、進行するとひどい物忘れと形容されて介護認定でもチェック項目の一つになります。

認知症はさらに進行した領域になります。

身に覚えがない。

きっかけがあっても思い出すことができない。

だから、何もないのと同じ自覚になるのです。

身に覚えや自覚がなければ、周囲から一斉に徒党を組んで文句を付けられるような心境に陥ります。

そこか、こうした事態が起こるのはドッキリの世界で、騙されているような…そして新相かもと思うに連れて、感情は怒りに変わります。

こう考えると日々、いろんな場面でドッキリを繰り返される日常を想像してみてください。

いつしか嘘も真になる。

そう思わねばならないという自覚が芽生えます。

もちろん現代の医療で新薬が開発されて脳の血流を良くする薬や血が固まらず、流れやすくする薬もあり、治療も大切ではありますが…。

心理学的な心情、気持ちといった現代では数値化できないものを斟酌して解釈することが重要に思えてきませんか?

と…いろいろと纏めてみましたが…。

上手く伝わっているでしょうか?

何分、文才に自信がないもので…。

認知症と診断を受けた瞬間から、周囲は回復を望み、本人は違和感を日々、感じ取ることでより深い悩みに深化させてしまいます。

認知症の診断を受けた時、悪化させないためにはどうしたら良いのか?

医師による脳の画像による診断と血流を整える為の2種類の薬の内服で体調を整えることはとても重要です。

病院にある認知症外来や物忘れ外来と呼ばれる脳神経外科の種類の科目を受診することで整える道が1点、方向性として挙げられます。

次に挙げる工夫の方が大切で最も難しい領域になります。

認知症と告げられた患者の周囲の者が誤った対応をしないことです。

次は少しイメージいただきたいのですが…。

『お母さん!しっかりして!』などと奮起を厳しく叱咤激励することは最も大きな間違いです。

何故なら、当人には全く身に覚えがなくて、突然、身内の信頼に足る人物が泣きながら真剣に奮起して促すのです。

何事だと思いますよね。

けれども身内の真剣さ、感情の起伏、程度は認知症になっても理解ができるのです。

ですから、真剣に頑張らねばという感情で焦って行動するほどに空回りをする。

空回りは周囲には理解されず、認知症が重度化したと錯覚させるのです。

この場面での正解を求めるならば、行動に常に寄り添い、共に行動することで全く何ら問題がなくなります。

認知症の患者さん一人で、一人で自活した行動を、それも周囲から加速させるところで課題が大きくなるのです。

年老いて忘れられることは幸福な一面があり、私は人の構造はつらさを忘れたい願望に包まれていると思う。

認知症であっても過去現在に関わらず、感情と結びつきの強い出来事の記憶は残りやすいものです。

残る方は斑(まだら)認知などと呼ばれることもあります。

歳をとって老いるのは外見だけではなくて脳に限らず、心臓などの臓器も全て老いのプログラムに沿い、老化するものです。

いわゆる生活習慣に沿って機能が低下するのです。

この老い…昔、中国で秦という国の始皇帝が不老長寿の薬を求めたように、過去でも現代でも生きる人間の追い求める境地ではあるものの、今のところ万物、避けられない運命です。

老いた時に嫌な事は消えにくいけれど、普通のこと、惰性で行う生活行動ほど記憶から薄れます。

嫌な事、どうでもいいことを忘れることができる可能性がある…。

これは発想を転換すると喜びにつながるのではないでしょうか。

誰しも忘れたい記憶があるけれども忘れることができないものですから…(*^▽^*)

後書き

認知症患者にとって大切なことは、忘れられるなら、忘れてしまい、穏やかで楽しい感情の記憶で埋めて挙げる努力を周囲には工夫してもらいたいものです。

失敗を叱らないと言われるのは叱られている感情は分かるものの、何故かが原因からそのまま記憶できないからです。

常に寄り添い、共に歩むこと、介護者に求められる行動です。

認知症患者はそんな共に歩む人から安心した気持ちを感じられるようになり、慌てない分、適切な行動が採れるようになることもよくあります。

医療の世界における画像と数値と異なる部分、心理学の世界ですね。心療内科や精神科もありますが…。

気持ちや心を斟酌することはとても難しいものです。

根底に、相手を思いやる心と工夫が大切なのは言うまでもありません(*^▽^*)

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