高齢者レクリエーション!夏に割り箸と輪ゴムと紙コップを用意してどんな企画をする?[8月編]
はじめに
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今日はお盆のレクリエーションです。
帰省してお墓参りすることが難しい高齢者さんに、多少なりともお盆を味わっていただくための企画をご用意いたしました。
ベースとしましては、用意する物は割り箸と輪ゴムと紙コップだけ…。
あなたなら、どんな企画にしてみますか?(*^▽^*)
高齢者レクリエーション!夏にはお盆があるけれど…
施設に入居されている高齢者さんの中には、ご家族に迎えられて帰省してお盆を過ごされる方もおられます。
しかし、特養など重度な身体的障害や精神障害を抱えられている方がほとんどで、帰省すること自体が一朝一夕にはいかないのが現実です。
暑さから身を守る体調管理に、油断できない時候でもありますよね。
施設から出掛けること自体が難しい…そのような方がほとんどです。
打ち水をして、涼しい時間帯に庭を散策…外出はこれが限度という方も…。
前回、
という記事を書いたのですが、リトライです。
さて、日本人にとってお盆のご先祖様信仰は特別なものですよね。
高齢者さん自身も多少なりとも、お盆にご先祖様への手向けをしたいと思うのではないでしょうか?
今日はそこで、日常的な道具を用いて、お盆らしさを演出するレクリエーションを創作する記事にしてみました。
高齢者レクリエーション!割り箸と輪ゴムと紙コップ?
身近な割り箸と輪ゴムと紙コップ。
これで灯籠に見立てた小舟を作ってみましょう。
割り箸は三分の1ほどに短く折ります。
輪ゴムは切って割り橋の先端に結び、ススキや舟の帆に見立てます。
紙コップも浅くなるように底の部分を舟に見立てます。
上部は、絵を描いて舟に貼っても良いです。
バランスを整えましたら、小さな小舟の完成です。
そう、今回は割り箸と輪ゴムと紙コップで自作の灯籠作りです。
小さな灯籠ですが、可愛らしく見えますし、穏やかな川であればゆったりと流れてくれます。
自作した灯籠がうまく流れてくれる様は愛らしさも相まって、灯籠流しの風情が表現できて喜ばれることでしょう。
高齢者レクリエーション!灯籠流しの企画はいかがでしょう?
さて、もう1つ、七夕でそうめん流しの企画で、
という記事を書いたのですが、アレンジしてみましょう。
流れるのは小さな灯籠舟。
行き着く先には子ども用ビニールプール。
膨らませて、底の栓を抜いて排水経路を整えておきます。
これで一定以上の水が貯まらないように調整しておきます。
そうめん流しのレールをそのままに流用しまして、ここで片付けて終了と企画しておきますと一石二鳥かもしれません。
さて、本企画で大事な要点を…。
□ 一度で廃棄してしまう舟になります。
□ 舟は拾って戻して飾ってはいけません。
お盆の灯籠ですからね。
戻したり、飾るのは無粋というものでしょう?
さらにアレンジするとしたら、
□ 折り紙
□ かまぼこ板
□ 厚紙
などで、規模を拡張しますと土台が安定した舟になりますし、大型化も見込めます。
そうめん流しのレール幅にも気を付けてくださいね。
さらにさらに工夫点としまして、
□ 短い蠟燭を自家製して実装します。
□ 夕食後の夜に灯籠流しを楽しみます。
ここまでやりますと…。
高齢者さんには手を合わせて拝んでいただける方も登場します。
手先の活用の創作から、日常体験のリハビリまで組み合わせた灯籠流し。
介護職の若い方では馴染ない方もおられると思いますが、高齢者さんの幼い頃にはありふれた光景だったのです。
そこに想いを馳せながら、チャレンジされてみてはいかがでしょう?(*^▽^*)
まとめ
蠟燭や和紙も作るのはとても手間で大変ですが、自家製できないことはありません。
この辺りを期間をかけてコツコツと進めてみますと、灯籠流しの本番は大いに盛り上がる結果になります。
ご家族様の来訪を早い時期に促しまして、灯籠の最終点検を共に行い、行事化してみても良いでしょう。
夕方から盆踊りをしてクライマックスに灯籠流しで最後を締めくくるのもありかもしれませんね。
まぁ…忙しい現代社会です。
子どもさん世代や孫世代は通常運転で働いている人も少なからず…。
でもお盆は一定期間がありますからね。
期間中の夜に来訪いただけるように、お声かけしておくのも良いことかもしれませんね。
施設での予めの企画次第です(*^▽^*)
誠にありがとうございました。
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