介護施設や病院での七夕行事を徹底的に実践するオススメの方法とは?
はじめに
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七夕の行事は、皆様がお勤めされている施設や病院でも積極的に取り入れて実践されている行事の一つだと思います。
職員が考えて段取りして実践する。
これが当たり前になっていませんか?
高齢者や患者を楽しませるのではなくて、行事を皆で盛り上げて楽しむという発想が大切です。
高齢者や患者さんだけでもなくて、職員だけでもない…地域や家族も巻き込んでの全体性を持つと素晴らしい行事にすることができるのです(*^▽^*)
七夕の飾りつけと織姫、彦星の衣装制作と紙芝居作りなどの小道具作り
タイトルのように環境と雰囲気作りが大事です。
笹の葉に吊るす短冊や飾りとは別に壁画制作や紙芝居作り、実際に纏う衣装作り等もやってみると楽しいです。
いずれにしても、視覚の豪華さを演出することができます。
壁画制作は星をイメージした飾りは2つパターンを作ります。
1つはまさにスター☆型です。
もう一つは大きな模造紙に宇宙を基点とする天の川をモチーフにしたものです。
模造紙を連ねて3枚分~5枚分の大きな川の流れとなるように作り、折り紙を貼って立体化していく作業をする。
会の最後にはビニールで保存して来年度に持ち越すことで来年度はさらに大きな紙へと発展できます。
大事なのは作って、七夕の会が終わって捨てないこと。
1年程度は置いてみて、来年も活用してみます。
去年と比較してさらに盛り上げるべく、作業風景を録画して、会議の様子を残しておいて来年の笑いに持ち越します。
施設や病院でのレクリェーションは単純でその場だけになりやすく、来年以降を考えないことが多いものです。
全館を挙げて、地域も巻き込んで継続的な会としていくことが発展の工夫の一つになります。
特に小道具類にはこだわりを持って造詣を注ぎ込むことで、年々の努力や連鎖性が目に見えて理解されやすいだけに、とても喜ばれるものです。
ここまでは視覚と触覚を活かし楽しませる事前の作業になります。
聴覚を活かす七夕行事の準備作業は?
七夕の童謡や音楽も多くあります。
よく使われるのは『ささのは さらさら のきばにゆれる』といった童謡ですよね。
定番を入れておくのも大事だと思います。
次に意外性をいろいろと狙うなどして3時間程度流せる音楽集を作っておくことが場を盛り上げます。
現代ではパソコンもありますし、インターネットでの検索で発見できないことはないのではないかと言われる時代ですから…。
ジャズ、クラシック、ヒップホップいろんなジャンルで七夕の名曲がアレンジされていて、各国の音楽といった馴染みの薄い部分まで調べることができます。
こうした耳で馴染む世界を作り出すことも楽しいものです。
これは聴覚を活かした楽しませ方ですよね。
視覚、触覚、聴覚と来まして味覚と嗅覚の楽しませ方です。
味覚と嗅覚の楽しませ方に代表されるのは食事です。
七夕にちなんだ料理とは…。
天の川にちなんで、竹筒を用いた流し素麺でしょうか…。
盆の風習と絡めて瓜や茄子、西瓜なども並べても違和感はありません。
金平糖と星を謎かけてみて…鰻登りでこの頃、うなぎを掛けてみる風習もあるのだとか…。
食べ物が絡むと、途端に調べる意欲が増してきますので、是非、皆様で探してみてくださいね。
ちなみにお料理は楽しく美味しくいただけるのがベストです。
だがしかし!
施設様や病院様のお料理には究極の弱点があります。
いかに見目麗しくとも…味が良かろうとも…それだけではダメです。
音と匂い、もちろん味の深みとコクも…足りないですけどね。
特に足りないのは食欲をそそる音と匂い、もちろんテーブルでも熱いものは熱く提供できる温度の妙味。
その辺りに挑戦することも、七夕にちなんだ料理を最高のシチュエーションで提供する工夫の一つになります。
厨房にマイクを入れて実況中継、七夕編をやってみることをオススメします。
きっと清潔に注意しても、させていただけないかもしれませんよ?
料理は適時適切でなければ味や栄養が…何より満足度が高まりませんよね?
音は先述の音楽でも構いませんが、施設や病院では賑やか過ぎる音楽は、食事の時間には避けるようにしましょう。
あまりに賑やかで食事を散漫に行うことは大きなリスクを負うからです。
楽しく豊かにありたいですが、事故や怪我のリスクは最小限に留めて行うのが鉄則です。
最後に地域を巻き込むことが大切です。
現在の高齢者施設や病院というものはですね、まだまだ閉鎖的な空間で過ごしていると言えます。
とても開かれた横の連携をもっと深めるべきだと思うのです。
七夕を活用して施設の屋上を開放して星見会を開くとか…。
地域の老人会やボランティアと連携を図る…。
シルバー人材センターや保健福祉センターなどの公的機関も巻き込んで行う。
小学校や保育園、中学校に高校、大学…。
いろんな場に声をかけるだけでも掛けてみると良いでしょう。
施設で何かしらの行事を行う時、現場に出ない事務員や管理職は地域との縁を積極的に結び施設の地域性を高める努力をすべきなのです。
言うなれば…代わり映えのしないホームページなんて廃止してブログやツイッターに切り替えて毎日、発信する方が、生きた交流になるのは間違いありません。
まとめ
七夕など各施設様、それぞれに工夫されていますが、中にはパワハラとも言うべき職員に余興を押しつけてやらせてみたとか、予算も付けずに低額で最大効果を出させるとか、タダで済ますとか、工夫が足りない、適当に7月7日が過ぎたらいいや…という開け透けた行事準備が少なからず見受けられることも事実です。
最後に地域文化の取り込みの指摘を行いましたのは、地域からはそう見えると客観性を意識することで施設や病院内は大きく変わるということです。
もし工夫や努力が実を結ばず、経営陣によりパワハラ紛いに行事を一人で担当させたられたりするのであれば、特に地域を巻き込み正道化を図る必要があります。
かくいう私も一人で奮闘してきた経験がありますが…。
もちろん、皆で素晴らしい七夕の会を開けた経験もあります。
やはり皆で、それも地域も巻き込んで盛大であったところが一番印象深い結果になったことは言うまでもありません。
皆様の七夕行事…素晴らしいものになりますように…。
誠にありがとうございました。
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