はじめに
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健康に気遣い、ウオーキングやジョギングに励む日々…。
秋の長雨のシーズンになりますと雨天続き…。
どうしても外出は億劫になってしまいます。
ウオーキングやジョギングは腰痛にも効果的なのですが、実践できない日に腰痛体操を組み合わせることで、より効果的になります。
是非、取り組んでみてくださいね(*^▽^*)
9月は秋の長雨の時期!腰痛体操はいかが?
9月は雨の日が多くなります。
秋の長雨と呼ばれますし、寒暖の分かれ目なので天候が不安定にありがち。
介護のお仕事をしていますと腰痛を抱えがちですよね。
介護でなくても、日常の生活習慣で腰痛は慢性化しやすいです。
若い方であれば、出産や育児で負うこともありますし、将来的な不安の種にもなってしまいます。
腰痛を感じたら、まずは受診が大事。
内臓の疾患でも腰痛と感じられることも、よくあることなのです。
例えば腎臓結石や尿管結石。
尿を作るところで不純物が溜まり、石のようになって排出先まで伝う間に痛みが伴うのです。
出血も尿に混じって、目に見えるほど赤い…なんてこともあります。
臓器が発する痛みの場合は、やはり治療ですよね。
慢性的な腰痛は骨の変形が原因になります。
整形外科でレントゲンをとってもらうと一目瞭然です。
もちろん、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなど最悪、根本的な手術が必要な場合もありますので。
受診をして確認するということが前提です。
痛み止めの注射を受けている間は無理をしないこと。
注射はなくとも痛みを強く感じる日も中止です。
湿布と痛み止めの内服薬…医師から太鼓判のOKをもらったら、腰痛体操に取り組みましょう!
腰痛体操を簡単に出来る?
簡単と思うか難しいと思うかは個人差があります。
誰もが簡単に腰痛を治したいと思いますよね。
簡単に治れば世の中に腰痛患者さんはゼロになります。
簡単には治らない。
しかし緩和は出来ます。
ウオーキングやジョギングを頑張っている方、腰痛は明らかに軽くなりますよね。
下肢から腰、背筋にかけてガッチリ筋肉がついて、骨の周囲を固めてくれるので骨への負担が少なくなるからです。
筋トレすれば、腰痛軽減?
と、思われがちですが、そう単純なものでもありません。
全身に無数に張り巡らされた血管と流れる血。
運動をすると勢いよく末梢神経まで届いて循環します。
血管を細く太く、流れる血が栄養を隅々まで運ぶ。
この勢いと血管の細く太く変化する性質を掴むことで、健康の第一歩になるのです。
つまり、筋トレでガチガチに筋肉を固めるだけでは腰痛の改善にはなりません。
しかし動作を行う上で筋肉を活用することで動作そのものが楽になりますし、腰部への負担を軽減することにもなります。
何が言いたいかと言いますと、9月のここらでクールダウンして筋肉や体の柔軟性を回復しておくことが大事ということです。
筋肉を固めたことで関節の可動域が狭まってしまい、逆に動作制限があると血流を阻害してしまう要因になりかねません。
適度に筋肉をほぐし、関節可動域を伸ばすことで体のバランスをより整えることが出来るでしょう。
腰痛体操で改善方法を見出だそう!
簡単ではない…2章でそう述べたのですが、運動そのものは簡単です。
ラジオ体操の反復運動
ラジオ体操って誰もが一度はやったことがありますよね。
このラジオ体操のうちの下肢に関わる運動を反復する。
1つ1つをゆっくり筋肉を伸ばして、関節を伸ばすようにやる。
これを日常的にするだけでも、大きな効果につながるでしょう。
より単純な運動もありますよ
いくつかご紹介しますね。
横向きに寝る。
足を伸ばして上向きになる足を上に挙げられるだけ挙げて下げる。
これを反復する。
大腿部から腰の筋力強化にとても有効です。
やり過ぎは筋肉痛になりますので筋肉痛前に辞めるのがベスト。
お菓子を食べて、テレビを見ながらでも出来ます(*^▽^*)
さらに、階段の1段~2段くらいの段差に乗り、手すりに両手で掴まります。
片足をぶらつかせて前後に振る。
これで関節や筋肉を伸ばして十分なストレッチを図ることが出来ます。
不安定にならないように、手すりを持ってくださいね。
昔、ぶら下がり健康器というのがありましたが、公園などで両足のつかない鉄棒につかまり、前後左右にゆっくりと揺する。
全身の受けている重力で牽引効果を得ることが出来ます。
ただし、降りる衝撃には膝を曲げ、ちゃんとした靴を履いて着地して緩和してくださいね。
失敗すると腰痛を悪化させる要因にもなっちゃいますからね。
牽引の効果だけ得てくださいね。
誰かに踏み台を差し入れていただいて降りると安全です。
まとめ
9月は雨も多いのでストレッチ習慣を身に付けて腰痛を緩和しよう!という記事。
簡単な運動もご紹介しましたけど、ウオーキングやジョギングをしておられる方には物足りない感じがしちゃいますかね。
でも、凝り固まった筋肉には落とし穴があるので、しっかりと柔軟体操をして使い過ぎを緩め、運動していても使っていない筋肉や部位に意識を向けておくことも大切です。
あらゆる角度で適度に実践が大事なわけです。
日常的に続かない…と思われる方は体の点検を兼ねて柔軟体操から運動に取り組む日常を組み立てるのもありでしょう。
運動は意識して、自然体に日常生活に折り込んでこそ…無理なく活性化を図れるものだと思います。
1日にして成らず…一歩ずつ着実に健康を培いましょうね(*^▽^*)