母の日の高齢者レク~今年は“おいしさ”と“ぬくもり”で勝負します!

[ 5月の記事 ]

はじめに…“毎年同じ”から、ちょっとだけ脱却してみませんか?母の日レクに込める小さな挑戦!

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母の日が近づくと、なぜだかソワソワするのはきっとあなただけではありません。

「今年は何しよう?」「例年と同じじゃ味気ないし…」という職員のつぶやきが、廊下の隅や休憩室からそっと聞こえてきたりする季節です。

レクリエーション係が注目される時期って、地味にプレッシャーがすごいんです。

派手すぎても違う、地味すぎても響かない…そのちょうどいい“さじ加減”を狙わないといけないんですから。

とはいえ、母の日の本質って「ありがとう」の一言と、その“気持ちをどう伝えるか”に尽きるのではないでしょうか。

わかってはいる、でもそこにレクという形で落とし込むには、センスと段取りと少しのアイデアが必要です。

毎年やってるとネタも尽きるし、そもそも同じ利用者さんに同じ反応を期待しても、やっぱりちょっと難しい。

だからこそ、「伝わる母の日」をテーマに、今回は少しだけ深掘りしていきます。

感動の演出?そんなことはプロの俳優に任せましょう。

私たちは、いつものご飯にひと手間、普段の空間にひと工夫――そんな“小さな気配り”で、母の日をやさしく照らすお手伝いができればそれで十分です。

笑顔の種は意外とその辺に落ちている。大掛かりな準備より、日常に近いひと工夫のほうが、案外よく響いたりするんです🩷。

さて、それでは本編へ。

今年の母の日レクは、誰かの心にちゃんと届く“やさしさ設計”でいってみましょう!

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第1章…「やったことあるよね?」から一歩進む!母の日レクで今年は“ねらって”いこう


母の日レク――毎年やってると、どうしても“前年コピー”になりがちです。

去年は折り紙、一昨年はメッセージカード、その前は…なんだっけ?ってなりながら、「まあ今年もこれでいいか」と、棚の奥から同じ材料を引っ張り出してくる、あるある風景。

でも今年は、そこに“ひとさじの意図”を加えてみませんか?

高齢者施設のレクリエーションって、楽しいだけじゃダメなんですよね。

え?それ言っちゃう?って思いました?でも事実です。

「目的」「成果」「記録」。

この三点セットが、しれっと現場に求められている時代です。

「遊んでるだけ」に見えないようにするために、私たちの企画力と演出力が問われる場面が母の日だったりするんです。

だからといって、プレッシャーを感じる必要はありません。

“やったことあること”をベースにして、“ちょっとだけ味変”してみるのがコツなんです。

たとえば、いつもは昼食の後に行うところを、あえて午前中にしてみる。

午前のほうが覚醒度が高くて、反応も良いことが多いんですよ。

あるいは、参加者に「役割」を持たせるだけでも空気が変わります。

見ているだけから、折って渡す側へ。声をかける側へ。

そこに“伝える”という行動が加わると、母の日レクの深みはぐんと増します。

演出に迷ったら、五感に聞いてみるのもアリです。

視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚、それぞれの要素がほんの少し刺激されるだけで、記憶の奥から“なにか”が引っ張り出される瞬間があるんです。

ほんのり甘い匂い、やさしい色合い、ちょっとしたざらっと感――そんな細部が、本人にとって“今日”を特別にすることだってあるのです。

今年は、いつもよりちょっとだけ“ねらって”みましょう。

職員の工夫が“偶然に見える必然”になることもあるんです。

「今日、楽しかったわぁ」という一言は、演技じゃ出てきません🩷。

それは、ちゃんと心が動いた証拠。

その瞬間をねらっていく――それが、今年の母の日レクの第一歩です。

第2章…見た目と温もりは五感で勝つ!“高齢者の記憶に残る”プレゼントの法則


プレゼントって、不思議なものです。

高価なものを贈ったはずなのに反応が薄くて、逆に「え、これ?」という小さな贈り物に涙を浮かべて喜ばれることも。

高齢者施設の母の日プレゼントでも、それはよくある“現象”のひとつです。

理由はかんたん。

人の心って、値段じゃ動かないんですよね。

動かすのは、たいてい「記憶」と「感覚」です。

では、どうすればその記憶と感覚に届くプレゼントになるか。

答えはずばり、“五感をくすぐること”にあります。

「わぁ、かわいいねぇ」という視覚、「いい匂いがするねぇ」の嗅覚、「ちょっと冷たい」「木のぬくもりがある」といった触覚――このあたりを狙っていくと、利用者さんの表情がぐんと変わってくるのが分かる瞬間があります。

たとえば、木製スプーン。

手にすっとなじむ感触と、つるんとした表面の優しさ。

どこか懐かしくて、でも今の自分にちょうどよく合う。

しかも名前が入っていたり、ちょっとした絵柄が添えてあったりすると、それだけで「これは私だけのもの」という特別感が出るんですよね。

世界にひとつ、と言わなくても“あなたのために選ばれた感”があれば、それで十分です。

もうひとつ、大事なのは“実用性”です。

使えるかどうか。

飾るだけで終わらないか。

高齢者施設では、棚に物を増やしすぎないというルールもあったりしますから、食器類や布製品のように日常の中にすっと溶け込む品が好まれやすいんです。

手作りのミニコースター、名前入りのランチョンマット、小さなポーチやティッシュカバーなんかも好反応が得られやすいジャンルですね。

でも一番大切なのは、“これ、うちの職員さんが作ったの?”と驚いてもらえること。

その瞬間に、プレゼントの中身が「物」から「行為」に変わるんです。

誰が、どんな気持ちで作ってくれたか。

それが、手に取るたびに思い出される。

それこそが、プレゼントの本当の価値🩷になるのではないでしょうか。

今年の母の日は、“見る・触れる・感じる”の三拍子を狙って、記憶に残るプレゼントを届けてみませんか?

使うたびに笑顔がこぼれる、そんな贈り物を“ひと工夫”で演出していきましょう。

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第3章…香りと音で“お腹”と“心”を動かせ!おやつ時間は母の日レクの最前線


母の日のレクリエーションで、プレゼントと並んで人気が高いのが“おやつ時間”。

なにせ食べるって、誰にとっても「ご褒美」ですからね。

しかも甘いものとなると、もう表情のゆるみ方が違うんです。

普段は無口な利用者さんが「あら、これ美味しい」と呟くだけで、現場の空気がふんわりとゆるむ瞬間があるんですよ。

では、今年の母の日。

そのおやつに、ちょっと“音”と“香り”を足してみませんか?

たとえば、目の前でホットプレートを使ってホットケーキを焼くとどうでしょう。

ジュワ〜っという音、立ちのぼるバターの香り、それだけで空間がぜんぶ母の日仕様になります。

そして見た目にもふわっと膨らむおやつって、それだけで拍手を呼ぶんです。

あんこやクリームを挟んで、どら焼き風に仕上げるのもあり。

あれ、これ昔どこかで…なんて声がポツリと出たら成功です。

たこ焼き器でミニホットケーキを焼いて、それをほんの少しずつシェアするスタイルも盛り上がります。

「一口サイズって助かるのよ」と笑われたら、きっとそれが今日の一番のレクリエーションだった、という証です。

嚥下に不安のある方には、牛乳に浮かべて“ふわとろ系”にするだけでもぐっと食べやすくなります。

さらに、ポタージュやスープに浮かべて「スイーツ風クルトン」仕立てにするのもおすすめ。

想像以上に、食べやすさと栄養補給を両立できる優秀レシピになるんです。

食べる前にほんのひと言「これね、母の日スペシャルなの」と声をかけるだけで、場の空気は変わります。

特別感は、大きな演出じゃなくてもいいんです。

香りでくすぐり、音でわくわくさせ、ふわっとした食感で心をつかむ。

“おやつ時間”を母の日レクのクライマックスに仕立てるには、それだけで充分すぎるくらいです。

誰かのために手を動かすこと、誰かのためにひと手間かけること。

その一連の動きが、利用者さんの“感情”に触れる瞬間になります🩷。

さあ、今年の母の日は――甘くてあったかい“おいしい作戦”でいきましょう。

第4章…記録は感想ひと言でOK!職員の心もラクになる“楽しいレクの記録術”


レクのあとに訪れる、静かな敵――それが「記録タイム」。

はい、出ました。“感想もらって、まとめて、印刷して、ファイリング”の四重奏。

楽しさの余韻にひたる暇もなく、職員はペンを手に溜め息…なんて日、ありませんか?

でも母の日レクって、そもそも利用者さんの“気持ち”を大切にする日。

であれば、記録だってもっと気持ちよく書けたっていいじゃないか、というのが今回の提案です。

「評価・分析・傾向」なんて構えず、“感想ひと言”で十分成立させましょう。

たとえば「かわいかったねえ」「おいしかったわ」「若いころ思い出した」――これで十分。

むしろ、その一言こそが、その人の“今”のコンディションや関心、そして参加度を示すリアルな証拠になります。

それを日付とともに、サッと記録。あとで読み返すと、これが意外と役に立つんです。

また、複数人の感想を並べるだけで「母の日レクの印象分析」として使える場面もあります。

次の行事で「去年のあの取り組み、好評だったからまたやろうか」となる判断材料にもなりますし、実地指導や家族説明の際にも「こういう感想がありました」と出すだけで、評価の流れが変わることだってあります。

そして何より、職員自身の負担が減る。

レクが“やりっぱなし”にならず、“やってよかった”に変わるきっかけになる。

それって、続けるモチベーションに直結するんですよね。

誰かが楽しそうに笑った。

誰かが昔の話をしてくれた。

それだけで、記録としての価値はちゃんとある。

母の日のレクって、感情の“花びら”が自然と散りばめられる日ですから、一枚ずつ拾って書き留めるだけで、もう立派なドキュメントになるんです。

今年の記録は、“ひと言の花束”でいきましょう🩷。

あなたの感じた空気感、そのまま言葉にして、そっと残してあげてください。

第5章…高齢者の「昔のごちそう」は現代のスイーツ!?思い出補正に寄り添うレシピ案


イベントが終わったあとの空気って、なんとも言えない達成感がありますよね。

「ふぅ〜、やりきった!」「もう二度とやりたくない!…でもちょっと楽しかったかも」なんて、控え室でつぶやいた記憶、ありませんか?

そんな熱が冷めないうちに、来年の自分に向けて“未来貯金”しておきませんか?

といっても、長々と報告書を書くわけではありません。

やることは一つ、そう――「ひとメモ」です。

A4一枚でも、付箋でも、スマホのメモアプリでも、なんでもいいんです。

“来年もまたレクを任される確率90%”という現実と向き合うなら、今年のうちに「こうしとけばよかった」を書き残しておくのが、来年の自分への最大のギフトになります。

たとえば、

「ホットケーキはバターよりマーガリンの方が溶けやすかった」

「ティッシュカバーは思いのほか男性陣に人気だった」

「Bさんは木のスプーンより布巾の色に反応してた」

――そういった細かい“気づき”が、来年のプランを爆速で完成させてくれます。

特に施設でのレクリエーションは、職員によってスタイルも得意分野も違うから、自分の経験はまるっと“その人だけの資産”になるんです。

それを残さない手はないと思いませんか?

さらに、同じ施設でも入居者の顔ぶれは年々変わります。

だからこそ、前年のメモは「昔のコピー」ではなく「参考になるヒント帳」になるわけです。

「去年はAパターンだったけど、今年はBさんがいらっしゃるからこの部分は変えよう」

そういった“編集の思考”ができるかどうかで、イベント全体の質が変わってくるんです。

レク担当って、ちょっと前の自分が一番の味方になってくれるポジションなんですよ。

記録より軽く、でも忘れたら惜しい情報たち。

それを今、ひとつぶメモしておくだけで、来年の自分が「去年の私、天才か」と涙ぐむことになるかもしれません。

気持ちよく終わったレクのあと、少しだけ手を止めて。

未来のあなたに「ありがとう」って言われる準備、しませんか?🩷


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まとめ…母の日は「派手じゃないけど、心に残る」が一番強い!


母の日って、ただの日曜じゃないんです。

日付が固定されているからこそ、毎年やってくる「想いをかたちにする日」。

それを、職員が全力で支えるというこの尊さよ…。

しかも“何をしてもいい”という自由と、“何かせねば”というプレッシャーが同居する日でもあります。

だからこそ、気張りすぎず、けれど手を抜かず。

おいしい匂い、やわらかい色、あたたかい言葉。

そんな小さな工夫が積み重なるだけで、レクリエーションはしっかり母の日に変わります。

特別なプレゼントも、おやつも、記録も、すべてが「ありがとう」のバリエーション。

手作りの良さって、不器用でも一生懸命なところが相手に伝わる点なんですよね。

高齢者さんの“笑顔”って、そういう気持ちの総和でぽっと浮かんでくるものなんです。

そして、終わった後は“ちょっとだけの振り返り”。

この“ひと手間”が、来年のあなたをきっと助けてくれる。

母の日は、たった1日だけど、その余韻は利用者さんの心にふわっと残り続ける力を持っています。

次の日の朝、「昨日のあれ、よかったね」って声が聞けたら、大成功🩷。

さあ、今年もおつかれさまでした。

そして、来年の自分にも“ありがとう”を先取りで言っておきましょう。

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