80歳の成人式!?人生の大先輩たちと祝う“もうひとつの成人式”のススメ

目次
はじめに…“成人式って若者の行事でしょ?”…と思ったあなたへ
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世の中では、1月になると街のあちこちで晴れ着の新成人たちが歩いております。
あのまぶしい姿、キラキラ笑顔、ちょっぴり背伸びした表情…見ているだけでこちらもなんだか初心に返りたくなりますよね。
ですが、ふと疑問。
高齢者施設の中では?
…まさか「今年も成人式かあ、無関係ね〜」なんてスルーしてませんか?
ちょちょちょっと待ってくださいな。
人生の大先輩たちこそ、本来なら“もう何度でも成人してる”わけです。
成人式を二度三度やっても、誰も文句なんて言いません!
だっておめでたいじゃないですか。
人生の荒波を超えてきた人たちが、また笑顔で一歩踏み出す日。
それが“もうひとつの成人式”です。
過去を懐かしむもよし、未来に贈る言葉を綴るもよし。
赤いちゃんちゃんこを着たっていいし、金色のティアラをのっけたっていい。
自分らしい人生の節目を、もう一度みんなでお祝いしてもバチは当たりません。
だってね、年を重ねるって、ほんとはすごくカッコいいことなんですから。
さあ今年の1月は、ちょっと視点を変えて、ひと味違う「成人式」をレクリエーションに取り込んでみませんか?
…え、やるならビシッとスーツでキメたい?
もちろん大歓迎ですよ!
それなら、鏡の前でネクタイの練習から始めましょうか🩷。
第1章…あのころはあなたも二十歳だった~80年分の成人式トリップ!
思い出してみてください。
あの日、少し大きめの背広にそわそわしながら腕を通したあの感触。
髪を結い、白い帯を締め、鏡の前でくるっと一回転したあの笑顔。
あのころ、まだテレビは白黒で、電話はダイヤル式で、恋の駆け引きは手紙が主流でした。
だけど、心の高鳴りは今と何も変わらない。
そう、あなたにもあったんです。
二十歳の門出の日が!
最近の成人式はといえば、ド派手な髪にスーツよりも目立つ羽織袴。
あれが文化か芸術かは置いといて、テレビで「え、これが成人式!?」と目を丸くするのも、またひとつの冬の風物詩。
でもね、それを“見るだけ”で終わらせるのはもったいない!
せっかくなので、施設のレクリエーションに取り込んで、皆で一緒に“タイムトリップ成人式”を楽しんでしまいましょうよ。
もちろん、今さら厳かな式典なんていりません。
拍手より笑いが多いほうが、ずっと楽しいじゃないですか。
「昔の成人式ってどうだった?」から始まる会話には、流行歌も恋バナも、親からの叱られエピソードも、ぜーんぶ詰まってる。
あのころの自分をちょっぴり茶化しながら、みんなで思い出のアルバムをめくるように語り合えば、あっという間に一時間なんて吹っ飛んでいきます。
「今の若い子はさあ…」なんて言ってるそこのあなたも、かつてはお母さんに「今どきの若者は」って言われてたんですよ。
時代は巡っても、二十歳の気持ちはいつも新鮮。
人生を何周しても、振り返ったときに笑えるエピソードが増えてるなら、それこそが“真の成人”じゃないですか!
さて、今年の冬。
あなたは何回目の成人式ですか?
3回目?4回目?それとも祝・還暦成人式!?
数なんて関係ありません。
今日も笑顔で、人生の記念日をもう一度味わってもらいましょう🩷。
第2章…タイムマシンよりスゴい?回想法で“記憶”が笑顔を連れてくる
「あんた、昔は可愛かったのよ〜」なんて、急に言われて照れ笑いしてるあなた。
今でも充分チャーミングですから安心してください。
でもその“昔”をちゃんと掘り起こして、しっかり笑い話に変えるのが、回想法という魔法みたいな作戦なんですよね。
そもそも「回想法」と聞くと、なんだかちょっとお堅い響きですが、やることは実にシンプル。
昔の写真を見たり、当時の歌を流したり、ほんのちょっとした言葉のきっかけで、記憶の引き出しがカラカラッと開いていくのです。
するとどうでしょう、昨日の昼ごはんは忘れても、二十歳の頃の失恋エピソードはバッチリ覚えてる!
そんなこと、よくありますよね。
回想法って、実は“時間旅行”なんです。
過去を思い出すだけでなく、今の自分の立ち位置を見つけて、「あの頃こうだったから、今がある」と思える…これって、人生にとってすごく大切な再確認。
昔の苦労話に花が咲いて、「あれがあったから私、今もピンピンしてるのよ!」なんて言えたら、それはもう立派な“勝者の笑み”です。
でも、ここで終わらせないのが、今回の成人式レクのすごいところ。
ただ昔を懐かしむだけじゃなくて、今度は未来へと時間軸を伸ばしていくのです。
想像してください。
これからの人生、何をしたい?
誰に会いたい?
どんな服を着たい?
そうやって未来の自分に話しかけることで、顔の筋肉がふわっとほぐれて、目尻が優しくなるんです。
「私はもう先が短いから」なんて言葉、ここでは禁句です。
未来は“明日”から始まるんですから🩷。
「来年も成人式やるわよ!」と胸を張って言ってもらえるような、そんなワクワクを生み出すこと。
それが、このレクリエーションのひそかな目的だったりするのです。
人生に遅すぎる春はない。
もし今が冬だとしても、回想法で見つけたあの春の日差しを、今日の自分の心に差し込ませてみましょう。
ほら、なんだか心がぽかぽかしてきませんか?
第3章…仮装?メイク?手作りの贈り物?…楽しみ方は想像力しだい!
さてさて、成人式の話が出た途端、急に背筋を伸ばしたあなた。
でもここでは、フォーマルな式典なんてものはナシ!
どうせやるなら、めいっぱい楽しく、めいっぱい自由にいきましょう。
そう、大切なのは“真面目すぎないこと”。
大人だからこそ、はじけてナンボなのです。
まずは「仮装」。
若者たちの成人式で、カラフルな羽織袴や、もう“衣装迷子”としか言いようのない格好が話題になりますが…負けてられません。
着物風パジャマにタオルの帯を巻いた“なんちゃってスタイル”でもOK。
金ラメのカチューシャをのせるだけでも、「ハイ、気持ちは20歳!」と宣言していただきましょう。
どこに出しても恥ずかしい!…けど、施設の中なら笑いに変わる。
それが仮装の醍醐味です。
そして「メイク大会」。
女性陣だけでなく、ぜひ男性も!
ほっぺにほんのりピンクをのせただけで、「あれ、今日ちょっと若返った?」なんて声が飛び交います。
おしゃれって、見た目を飾るだけじゃないんです。
気分をアゲる魔法なんですよね。
鏡の前でウキウキしてるその姿こそが、レクの大成功の証です。
さらには「贈り物づくり」。
これがまた、涙腺をゆるめる名イベント。
お孫さんが成人を迎える方には、心を込めて手づくりのプレゼントを。
折り紙、色紙、ちぎり絵、毛糸のポンポン…何でもアリ。
作品の出来栄えじゃなくて、大切なのは“誰かを思う時間”です。
「あの子、ちゃんと食べてるかしら…」なんてつぶやきながら、そっとハートを描く手元。
その指先には、言葉じゃ言い尽くせない愛が詰まっているんです。
もし身内に渡せる相手がいない方でも、大丈夫。
近所の大学生宛てに「人生のアドバイスカード」を添えて贈ってみたり、地域の成人たちへ「人生の金言集」を届けてみたり。
これぞ、大人の本気の“いたずら心”。
もらった方も、きっと感激して、将来誰かにその話をすることでしょう。
そして何より忘れてはいけないのが、記録係の存在。
写真を撮って、笑顔をパシャッ。
「おじいちゃん、今日はまゆげ太めだね〜」なんて笑いながら、何枚もシャッターを切る。
その1枚1枚が、日常の中のちいさな奇跡を残していくのです。
成人式なんて、20歳で終わりじゃありません。
笑って泣いて、また笑う。
80歳だって90歳だって、主役になっていい🩷。
仮装とメイクと手作りの贈り物で、あなただけの“もうひとつの成人式”を完成させましょう。
第4章…未来にバトンをつなぐ“孫への贈り物”が心を育てる
成人式というと、ついつい自分のことばかり話してしまいがちですが、ふと気づくのです。
自分の可愛い孫が、まさにその日を迎える年齢になっていた…そんな瞬間、胸の奥がじわっと温かくなるあの感じ。
これはもう、レクリエーションの力だけでは語れない、愛の深い出来事です。
「なんにもしてあげられないわ」なんて寂しそうに言う利用者さんもいます。
けれど、そんなことはありません。
あなたが過ごしてきた年月、積み重ねた想い、全部ぜんぶ、世界でたった一つのプレゼントになるんです。
市販のギフトには絶対に出せない重みと、やさしさと、物語。
何をつくればいいかなんて、決まりはありません。
色紙いっぱいに「おめでとう」の文字を描いたり、折り紙を何枚も重ねて自分だけの花束を仕上げたり。
千代紙で包んだちいさな言葉の箱に、「自分らしく生きなさい」「食べすぎ注意」なんて人生の金言をひとこと添えれば、それだけで涙があふれてしまう、そんな贈り物になります。
もちろん、孫がいない方もいますし、成人を迎える年齢のご家族がいない方もいらっしゃいます。
でも、心を込めて作ったものは、どんな相手にも届くんです。
地域の若者、近所の学生、ボランティアで来てくれる人たちへ。
“未来の大人たち”に向けて、今のあなたの想いを届けてみるというのも、とても素敵な時間です。
もし人数が多すぎて困ったら?そのときは施設と地域とで協力し合って、町内ごとに“贈り先”を決めちゃいましょう。
なにより大切なのは、「贈りたい」という気持ち。
そして、「贈ってくれてありがとう」と誰かが思う、その瞬間。
その橋がかかるだけで、人と人の間にふわっと春風が吹きます。
言葉では伝えきれない感情を、そっと紙に、折り目に、糸に託して。
贈り物とは、ただのモノではなくて、心のメッセージです。
あなたのその優しさが、次の世代の誰かの背中をそっと押してくれる。
それって、すごいことじゃありませんか?🩷
あの子の門出に、おばあちゃんの愛。
あの子の未来に、おじいちゃんの知恵。
世界一あたたかい手紙が、今日もどこかで封を開けられています。
第5章…地域とつながる“もうひとつの成人式”計画!
そろそろお部屋の中だけでは物足りない?
ええ、わかりますとも。
ここまで読んでくださった皆さんなら、もうお気づきかもしれません。
成人式を施設内のイベントで終わらせるなんて…なんだかもったいないんです。
だったら次はどうする?
はい、出番です。
地域、まるっと巻き込みましょう。
町にはいろんな人がいます。
新成人もいれば、これから成人を迎える学生たちもいるし、ちょっと前に成人を終えたばかりの社会人、そして…人生の大ベテラン、そうです、皆さまの出番です。
高齢者施設での手作りの贈り物や作品を、そのまま地域の成人式の式典や市役所の展示スペースに届けてしまうという発想、いかがでしょう。
「えっ、そんな大それたことできるの?」と驚くかもしれませんが、町内会や地域包括支援センター、時には市役所の担当課にひと声かけるだけで、「あら素敵!」と広がっていくのが、こういったご縁のチカラなのです。
年齢も立場も越えて、未来のある人に、今を生きる人からバトンを渡す。
そのやりとりが地域の空気をやさしく包み込みます。
贈る側も、受け取る側も、実はちょっぴり緊張するものです。
「本当に喜んでもらえるかな…」なんて。
でも、そういう気持ちこそが、人を人たらしめる温度なんですよね。
だからこそ、お返しに新成人からの“ひとことメッセージ”なんて届いた日には、もう涙腺大崩壊。
ふふふ、それでいいのです。
いい大人が泣いたって、誰も責めません。
もしかすると、「わたし、昔こういうの書いたなあ…」なんて記憶が蘇る方もいらっしゃるかもしれません。
それはもはや、タイムカプセルの再発見です。
忘れていた自分に、もう一度出会える。
そんなドラマが、静かに、でも確かに起こるんです。
施設の外とつながるということは、単に“外へ向ける”という意味ではなくて、内側の気持ちを丁寧に編んで、そっと空へ飛ばすようなもの。
風が運び、誰かの胸に届いたなら、それはもう立派なレクリエーションを越えた、人生のワンシーンです。
さあ、今年は町ごとまきこんで、あなただけの“もうひとつの成人式”を実現しませんか?
笑い声と涙と、ありがとうの嵐が巻き起こる1月に、ちょっとした奇跡が待っているかもしれませんよ🩷。
第6章…介護保険とパソコンが微笑む!?“記録に残る”レクリエーションの極意
さてさて、楽しくにぎやかに成人式レクリエーションを終えたあと、みんなでホッと一息ついたところで、そろそろ誰かが口にします。
「で、これって記録どうする?」
はい、来ました。
介護の世界で避けては通れぬ“実績報告”タイム。
ここで真の大人力が試されるのです。
レクリエーションは「楽しかったね〜」で終わってしまいがちですが、それではもったいない。
心が動いたなら、その軌跡をしっかり残してあげるのが、職員さんの腕の見せどころ。
なにも難しいことはありません。
にっこり笑った集合写真を一枚、そこにちょこっとタイトルを添えて、エピソードを1〜2行。
たったそれだけで、世界に一つの「イベント報告書」が完成します。
さらにこだわりたい方には、ちょっとした魔法をご用意。
参加者のひとこと感想を集めておきましょう。
「メイクして久しぶりにモテた気がした」「孫に贈るつもりが、自分が元気もらった」などなど、思わずほほえんでしまう言葉たちは、どんな報告書にも勝る輝きです。
パソコンが使える方はエクセルでもワードでもOK、かわいい枠を付けて印刷すれば、施設内外で“お披露目したくなる資料”の完成です。
そして、ここからが“もうひとつの仕上げ”。
もしも新成人や地域の誰かに贈り物を届けたなら、こっそり「返信用ハガキ」なんて入れてみるのもアリ。
帰ってきたお返事には、感謝の言葉や驚きのコメント、そしてとびきりの笑顔の写真が貼られているかもしれません。
これがまた、利用者さんの心をぶわっと震わせるのです。
「あなたの言葉、届きましたよ」
その一言が、どんなに力になるかは…言うまでもありませんよね。
こうして記録を整えておけば、職員さんも鼻高々。
周囲からの「よくやったね!」の声に、ちょっぴり照れながらも心はホクホク。
おまけに「あ、これ来年もやろうか」なんて話も自然と出てくるのです。
これぞ、“続くレク”の黄金パターン🩷。
さあ、今年の成人式レクリエーション。
思い出はアルバムに、言葉は記録に、笑顔は心に。
そしてそのすべてが、次の何かを生み出す種になるかもしれません。
大人の本気は、遊んで終わらない。
ちゃんと未来に残すんです。
それが、人生のプロフェッショナルというものです。
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まとめ…“生きてる今”を祝う成人式は何度やってもいいじゃないか!
二十歳を祝う行事なんて、もう遠い昔の話?そんなふうに思っていた人も、きっと今は違うはずです。
だってね、成人式というのは、“ひとりの人が大人になったことを、みんなで認めて讃える”という、すごくあったかくて、人間らしい時間なんです。
そしてそれは、人生の中で何度味わったっていい。
むしろ、何度でも味わうべきだと思いませんか?
年を重ねるたびに、大人の深みが増していく。
若いころにはなかった優しさも、笑い飛ばせる余裕も、ひとつずつ背中にしょってきたあなただからこそ、今の成人たちに伝えられることが山ほどあるんです。
「こんな大人になってくれてありがとう」って誰かに言ってもらえる成人式が、たとえ80歳だろうと90歳だろうと、存在したっていいじゃないですか。
レクリエーションなんて言葉で片づけるには、あまりにもドラマチックで、あまりにも美しいこの一日。
仮装して笑った人も、メイクして照れた人も、折り紙に集中していた人も、その全部が立派な主人公でした。
そして、人生という長い旅路の途中で、「ああ、また今日もいい日だったなあ」って思える時間を過ごせたなら、それだけで十分すぎるくらいの祝福なのです。
この1月、“もうひとつの成人式”をきっかけに、少しでも誰かの心がふわっと軽くなったり、ちょっとだけ未来を楽しみに思えたりしたなら、それはきっと、とても意味のあること。
大人って、本当は遊び心のある人のことを言うんですよ。
だから、どうぞこれからも、毎年お祝いしてくださいね。
何回目でもいいんです。
笑って迎えるその日が、“人生の最高の節目”になるかもしれないのですから🩷。
さあ、あなたは来年、何回目の成人式を迎えますか?
…その答えは、また来年、ここで会えたときに聞かせてくださいね。
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