高齢者のホワイトデーがめちゃくちゃ楽しい件!簡単工作?スイーツ?ドキドキ演出?ぜんぶ!

目次
- 1 はじめに…ホワイトデーに実はシルバー世代もドキドキしてるんです
- 2 第1章…ホワイトデーって何する日?おじいちゃんもキュンとする甘〜い空気の作り方
- 3 第2章…工作なのに手抜き上等!?“白”を楽しむミラクルクラフトの世界
- 4 第3章…“ありがとう”をかたちに変えて──笑って泣ける!手作りメッセージカードの魔法
- 5 第4章…マシュマロ革命勃発!?本格スイーツ作りで施設中がパティシエ状態!
- 6 第5章…ホワイトな昼食バトル開幕!シチュー派 vs. カリフラワー派、勝つのはどっち?
- 7 第6章…恋も友情も再燃?職員ダンス劇場と風船ショーが巻き起こすエンタメ革命!
- 8 第7章…ご招待スペシャルデー開催!家族もご近所さんも巻き込んで、春の大感謝祭!
- 9 まとめ…ホワイトデーは「お返しの日」じゃない!“一緒に笑う日”としての再定義
はじめに…ホワイトデーに実はシルバー世代もドキドキしてるんです
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ホワイトデーと聞くと、なんとなく若い人たちの恋のイベントって思っていませんか?
でもね、それ、思い込みです。
実際には…高齢者のみなさん、案外ちゃ〜んと覚えてるんです。
あの甘酸っぱい日々、手紙を書いたり、こっそりチョコをもらってニヤついたり──
記憶の引き出しをちょいと開けたら、ホワイトデーのエピソードがふわりと飛び出してくることも。
じゃあ、そんな素敵な日を、今この瞬間、もう一度味わえたらどうでしょう?
施設の中で、おじいちゃんもおばあちゃんも、目をキラキラさせて、甘い香りに包まれて、工作して、笑って、手を取り合って、ついでに甘い物も食べて…
あらやだ、気がついたら、そこはもう“第二の青春ホワイトデー”!
ホワイトデーのレクリエーションは、高齢者の心をくすぐる最高のイベント。
簡単工作あり、ちょっと本気のスイーツ作りあり、思い出話でしんみりしたかと思えば、風船バレーで爆笑、フォークダンスで赤面…な〜んて展開も夢じゃない!
え?
「でもお年寄りにはホワイトデーって馴染みがないのでは?」ですって?
いやいや、今やテレビもCMもスーパーも、3月14日は“ホワイトデー全開”モード。
日々、刺激が降り注いでいるのです。
だからこそ、この空気を逃さずキャッチして、高齢者向けレクリエーションに取り入れるのが、プロ介護職の見せどころというもの。
それでは──
“おじいちゃんのホワイトデーが今、始まる!”
(※おばあちゃんももちろん大活躍します)
いざ、甘くて楽しい、ちょっぴり照れる、でも最高に心が動く1日のはじまりはじまり~🩷
第1章…ホワイトデーって何する日?おじいちゃんもキュンとする甘〜い空気の作り方
3月14日──日本中がふんわり甘い香りに包まれる日。
どこを見ても「ホワイトデー」ムード全開です。
テレビもラジオも、スーパーのチラシもお菓子コーナーも、全部が「愛のお返し」に大忙し。
でもふと立ち止まって考えてみると、「ホワイトデーって何する日?」と首をかしげるおじいちゃん、おばあちゃんも…やっぱり、います。
けれど、そんな方にこそ言いたいのです。
「知らなくても、今日から思いっきり楽しめますよ!」って。
なにせ高齢者の皆さん、若い頃から人生いろいろ、恋も愛も波瀾万丈──昭和の青春、甘酸っぱい記憶が詰まった恋文も、あの頃のチョコの味も、心の奥底にちゃっかりしまわれていたりするんです。
そんな引き出し、今こそ開けてみましょう!
レクリエーションの真骨頂は“その気にさせること”。
ホワイトデーをただの記念日にしない!
ここに“ドキドキの要素”をひとつ加えるだけで、空気がガラッと変わります。
たとえば、お菓子のパッケージを並べて「あら、どれが一番好き?」と会話を誘ったり、「お返しって何をもらったらうれしい?」と聞いてみたり。
誰かがニヤリと笑えば、それだけで周りはざわざわ盛り上がり。
あっという間に全員の頭の中がホワイトデー仕様に切り替わるんです。
高齢者レクリエーションの場では、「やってみたいけど恥ずかしい…」という方も多いですが、そこは雰囲気づくりが肝心。
手作りの飾りや白い小物、ほんのり甘い香りのするお部屋──そんな環境を整えてあげると、不思議と皆さん、そわそわと楽しみにしてくれます。
誰かが「今日はお返しの日なんだって」と言えば、「じゃあ私、何をお返ししてもらおうかしら?」なんて冗談が飛び交いはじめて…その瞬間、空気が完全に“ホワイトデー仕様”に。
ちなみに、ホワイトデーのイメージカラーはもちろん「白」。
この白という色が、またいいんです。
純粋、清潔、そして優しさの象徴。
お年寄りにぴったりの“穏やかでやわらかなイベントカラー”。
これを活かさない手はありません。
白いテーブルクロス、白いお花、白いスカーフ…そして白い笑顔。
ああ、もう完璧です。
そう、ホワイトデーはただの“お返しイベント”じゃないんです。
高齢者さんにとっては「今だからこそ、もう一度恋ができる日」。
その恋は、誰かを思いやることかもしれないし、仲間と笑い合う気持ちかもしれない。
大切なのは、“心がときめく時間”を一緒に過ごすこと🩷。
高齢者レクリエーションのプロの皆さん──今日はちょっぴり演出家になって、みなさんの人生に新しい“甘い記憶”を添えてみませんか?
第2章…工作なのに手抜き上等!?“白”を楽しむミラクルクラフトの世界
ホワイトデーと言えば、まず思い浮かぶのが“甘いもの”と“お返し”だけど──
実は「作る楽しさ」こそが、高齢者レクリエーションの最強カードなんです。
でもね、ここで大事なのは張り切りすぎないこと。
「難しくしすぎたら、みんな脱落しちゃうぞ」の呪文を忘れずに。
工作は、手抜き上等、笑い優先、白基調のミラクルクラフトに限ります!
まず基本ルール。
白いものがあれば、なんでもホワイトデー仕様になります。
そう、牛乳パックも紙皿も、白なら主役級。
え、ただのティッシュ?
それすらも立派な素材!
ちょっと丸めて、ほら、マシュマロです(気持ちの上では)。
たとえば、箸置き。牛乳パックをちょきちょきっと切って、白い紙を貼れば、立派な“純白の贈り物”。
しかも、赤と青でペアにすれば“ホワイトデーらしさ”が爆誕。
高齢者の皆さんも「なになに?これペアグッズ?」「あら〜昔はね…」と恋バナが勝手に発動されるという仕組みです。
すごいでしょ、紙1枚で脳内シネマが始まるんです。
次はコースター。
紙を丸く切るだけでも、立派なクラフト。
でもここでひと工夫。
ハサミでギザギザに切って、あえて不揃いに。
はい、これで“味”という名の手作り感が倍増。
しかも、白をベースにしてるから、なんでも乗せれば映えるんです。
グラスでも湯飲みでも、なんならおせんべいでも!
「あら綺麗ねぇ」と一言もらえたら大成功。
そして真打ちはメッセージカード!これぞ“ホワイトデー工作界のプリンス”。
白い画用紙に、ちょこんと手書きの文字。
それだけで、胸がほっこりする不思議。
高齢者さんの手書きは、それ自体が芸術です。
しかも、メッセージ内容は「いつもありがとう」「お世話になってます」などのやさしい言葉たち。
そう、“心のホワイトデー”ってやつです。
さらに、ホワイトデーはペア意識が高まる日。
だから、ちょっと照れながらも「あの人に渡したいなぁ…」と心で思っている方が、じつは少なくないのです。
そんな時こそ、さりげないクラフトの力。
箸置きを“ふたつ”作って、「誰かにもうひとつ、どうぞ」なんて声かけすれば、あっという間にほのぼの空間完成。
見てる職員の心も温まってしまうという副作用つきです。
もちろん、個性を爆発させたい派には、かまぼこ板の木工や布を使った刺繍など、ちょい本格派の工作もアリ。
でもね、完成度よりも大切なのは“笑って作ったかどうか”。
途中で材料が飛んでも、手に糊がついてベタベタになっても、それすらが笑い話。
工作の神様は、出来栄えじゃなくて、楽しんだ時間にご褒美をくれるんです。
というわけで、ホワイトデーの高齢者レクリエーションにぴったりな工作とは──白をテーマに、無理なく、でも楽しく、そしてほんの少しの“ときめき”を添えた作品たち🩷。
作る手も心もあたたまる、そんな手抜きOKのミラクルクラフト、いかがでしょうか?
第3章…“ありがとう”をかたちに変えて──笑って泣ける!手作りメッセージカードの魔法
さて、ホワイトデーの甘さといえば、何もお菓子の話だけじゃないんです。
むしろ、心がふわっと甘くなる瞬間こそが、本当の“ごちそう”。
そしてそれを届ける、最強のツールこそ──そう、手作りのメッセージカードです。
どんな高級スイーツよりも、手書きの「ありがとう」は、じわっと沁みる魔法の言葉。
しかも高齢者の皆さんの言葉には、年季と重みと優しさがぎゅっと詰まっているんですから、これはもうレクリエーションに取り入れない理由がありません。
「えぇ〜、字が下手だから…」「もう何書いたらいいのか…」と最初は言われます。
でもですね、その“ちょっとした照れ”こそが、また可愛くて面白いんです。
ペンを持った瞬間から、皆さん急に“詩人モード”がONになったり、「あの人にはこれ、言っとかんと!」と過去の武勇伝がカードににじみ出てくるのも、あるある。
まるで作文コンクールの決勝戦。
なのにテーマは“ありがとう”オンリー。
このギャップが、たまらないのです。
そして、どんな言葉であっても、それを受け取った人の心には、ちゃんと届くんです。
「〇〇さんへ いつも笑顔でありがとう」「あなたと話すとほっとします」──たったそれだけで、ぽろりと涙する人もいるほど。
ホワイトデーという名のきっかけが、心の扉をノックして、小さな勇気が言葉になって、手紙というプレゼントに変わっていく。
これ、もうレクリエーションというより、人生の名場面です。
ときには、渡す相手がちょっとした“意中の方”だったりもして…ええ、ありますよ、そういうの。
何十年ぶりかの“告白カード”みたいな空気になって、周囲が妙にソワソワして、渡された側も「あら、私なんかに…」とまんざらでもない顔。
そりゃそうです。
恋は年齢制限なし。
ホワイトデーは照れ笑い推奨のイベントですから。
ちなみに職員さんも、たまにこっそり巻き込まれてたりします。
「いつもありがとう。お茶がぬるくても怒らないでね」なんていう、ツンデレ風カードが渡されて、笑いが起こるのもレクの醍醐味。
しかもそのカード、みんな大切にとっておくんです。
タンスの引き出しに、そっとしまわれる一通の言葉──それはもう、立派な“ホワイトデーの宝物”。
結局のところ、メッセージカードって、文字を書くだけの行為じゃないんです。
誰かのことを思い出して、その人に何を伝えたいか考えて、そっとペンを走らせる──その一連の流れすべてが、リハビリであり、心の活性化であり、そして、笑って泣けるドラマの一部なんです🩷。
お菓子もいいけど、言葉もね。
ホワイトデーに届ける“ありがとう”、今年はカードで一筆いかがでしょう?
第4章…マシュマロ革命勃発!?本格スイーツ作りで施設中がパティシエ状態!
さあ、ホワイトデーの定番といえばやっぱり「スイーツ」!
甘いものの魔力は老いも若きも関係ありません。
むしろ人生をたっぷり味わってきた高齢者さんほど、ひとくちのクッキーで語り出す物語が深いのです。
「あの頃、恋人と一緒に食べたマシュマロがね…」なんて始まった日には、もうレクリエーションどころじゃありません。
そこはもう映画館。
甘さと涙の2時間スペシャルが開幕です。
でも今回は、見るだけじゃなく、作っちゃいます!
施設が一日限定スイーツ工房に早変わり。
割烹着がエプロンに、調理台が作戦本部に、そして高齢者たちはベテランの“お菓子職人”に変身するのです。
え?包丁は怖い?火を使うのはちょっと?──安心してください、手元だけでできるレシピで十分に盛り上がります。
なんたって主役は、ふわふわ白い癒し系代表・マシュマロ!
そこにサクサク食感のクッキー、キラキラ可愛いキャンディ、そして生クリームでひとひねり加えれば…おしゃれなカフェもびっくりの本格スイーツに早変わり。
作る工程がすでにエンタメ。
マシュマロを並べてニヤニヤ、クッキーを割ってはつまみ食い(ばれてます)、生クリームは大盛り派と控えめ派に分かれて一悶着。
そしてなぜか“完成前に食べる派”が続出。
結果、完成した作品より笑い声のほうが先に出来上がるという、これがホワイトデーレク最大の魅力です。
でも忘れてはいけないのが「持ち帰り」という選択肢。
おやつ作りは、その場でパクッと食べてしまうのもいいけれど、ホワイトデーの名を借りるなら“贈り物”という形に仕立てたいもの。
だからこそ、ラッピングも楽しいイベントの一部。
透明フィルムにリボンを結んで「これ、孫にあげたいわ〜」なんて一言が聞こえたら、もうそれだけで職員は泣けてきます。
しかもこの「持ち帰り文化」、家族の話題にもなるんです。
「今日、おばあちゃんが作ったんだって〜」と、マシュマロ1個で会話が生まれるんですから、あなどれません。
ただし、お菓子と一緒に持って帰ってほしいものがあります。
それは“当日中にお召し上がりください”というメッセージと、“ご家族にも笑顔を届ける”という想い。
もし不安がある場合は、事前にお渡しの同意をとっておけば、万が一のクレームも未然に防げます。
プロのレクリエーションとは、甘さと安全が同居する世界なのです。
ということで、ホワイトデーのスイーツ作りは、ただの調理イベントではありません。
笑いがあり、想いがあり、そして時々つまみ食いもあり🩷。
高齢者の皆さんが“作る喜び”と“誰かに渡す嬉しさ”をダブルで味わえる、まさにパティシエ気分全開のレクリエーション。
ホワイトデーの甘さ、今年は手作りでとことん楽しんでみませんか?
第5章…ホワイトな昼食バトル開幕!シチュー派 vs. カリフラワー派、勝つのはどっち?
ホワイトデーにぴったりな「白い料理」、さて、あなたはどっち派?──というわけで、今日の昼食は白をテーマにした、まさかの真剣バトルが勃発です。
高齢者レクリエーションでここまで盛り上がるか?ってくらい、みなさんの目の色が違います。
なぜなら、ただの給食じゃない。
今日は“ホワイトデースペシャルメニュー”なんですから!
「白い料理って…なんだか味がなさそう?」なんて声もありますが、ご心配なく。
ホワイトカラーには、実は奥深〜い世界が広がっているんです。
まずは王者・クリームシチュー。
乳製品たっぷり、やさしい味わい、栄養バランスばっちり。
これはもう、おばあちゃん界隈では「胃袋に優しい推しメニューNo.1」の称号を勝ち取っていると言っても過言ではありません。
とろ〜り白いルーに、鶏肉やお野菜がごろごろ、しかもブロッコリーじゃなくカリフラワーで統一感もばっちり。
「ほら、今日は白の日だから」と言えば、「なるほど!」と妙に納得されるのも、この日の特権。
一方で対抗馬もあなどれません。
白身魚のホワイトソースがけ、豆腐のふわとろあんかけ、カブと里芋のほくほく煮物──どれも白系食材で勝負をかけてきます。
「あら、この大根、口の中でとろける〜」「こっちはお麩?懐かしいわねぇ」なんて会話が飛び交いながら、誰が“白の王座”を取るかで盛り上がる昼食タイム。
この時ばかりは「おかわり!」の声も倍増で、職員は嬉しい悲鳴。
何より、普段は食が細い方も「ちょっと食べてみようかしら…」とスプーンを手にしてくれる、そんな奇跡すら起きるのです。
もちろん、視覚的にも大事です。
白一色だとさすがに地味になりがち?──いえいえ、そこにほんのり春色のアクセントを加えれば、一気に華やかさアップ!
ニンジンの赤、うぐいす菜の緑、梅の花の形をしたニンジン飾りなど、カラフルなちょい足しで、白の上に映える美しさが完成します。
まるで絵画のようなランチプレートを見た瞬間、「わぁ〜綺麗!」と歓声が上がる、あの時間こそがホワイトデーレクリエーションの醍醐味。
そして、忘れちゃいけないのが“語らいの時間”。
「昔はバターなんて贅沢品だったのよ」「牛乳は瓶で取り合いだったわよね」なんて、昔話がぽろぽろこぼれるのもこの時間ならでは。
美味しいものを食べながら、昔の思い出を語って、笑って、おかわりして──この流れ、完全に「幸せのルーティン」ってやつです。
ということで、ホワイトデーの白い昼食、シチュー派もカリフラワー派も大正解!
誰が勝っても笑顔と満腹感でハッピーエンドな、白くて温かいランチバトル。
高齢者施設の食事が、こんなに楽しくて心が動く時間になるなんて、ホワイトデーってほんとにすごい!🩷
第6章…恋も友情も再燃?職員ダンス劇場と風船ショーが巻き起こすエンタメ革命!
ホワイトデーをもっと面白くしたい…でも、高齢者さんにあまり無理をさせずに楽しんでもらう方法ってない?
──その答えが、そう、“見るレク”です。
今回は、踊るのは職員。笑うのは高齢者さん。
拍手と笑顔でホールが満たされる、名付けて「ホワイトデー・エンタメ劇場」の開幕です!
まず、BGMに流れるのは昭和のフォークダンス定番ソング。
聞き覚えのあるあのメロディがふわっと流れると、高齢者の皆さんの目がぱっちり。
「あら、この曲知ってる!」「昔、運動会で踊ったのよ〜」なんて懐かしさに花が咲きます。
すると、突然職員たちが並び始め、真顔で腕を組み、ステップ開始!
…え?急に何が始まるの!?という空気の中で、フォークダンスという名の“真面目なコント”が始まるのです。
手のつなぎ方が不自然な新人さん、妙にキレが良すぎるベテランさん、なぜか途中でスピンし始めるムードメーカー…
そのひとつひとつに、笑いがこぼれます。
「あの子、練習したのかしら?」「あれは絶対ぶっつけ本番ね!」と実況が飛び交い、気づけばフロアのあちこちで大拍手。
踊りそのものが目的じゃなく、踊っている“がんばる姿”こそが、レクリエーションとして最高のプレゼントになるんです。
そしてクライマックスには風船バレーのショータイム。
こちらも職員が全力モード。
チーム対抗で風船を落とさずラリーを続けるという、ただそれだけのゲームなのに、やたら真剣!
ジャンプする職員、転びそうになる職員、でも絶対に落とさないぞと息を合わせる様子に、高齢者の皆さんも「がんばれ〜!」「いけいけー!」と応援が止まりません。
気づけばまわりは笑い声の渦。
目を細めて楽しそうに見守る表情があちこちに広がって、その様子を見た職員のほうが、ちょっぴり泣きそうになったりして。
そう、動くのは職員。
でも、心を動かされるのは、見ている側。
高齢者の皆さんが「面白かったよ〜」「楽しかったわ〜」と拍手を送ってくれる。
その一言が、何よりの成功証。
“魅せるレク”がホワイトデーの空気を盛り上げ、思い出に残る時間をつくるのです。
普段は静かに過ごしている方が、いつの間にか笑顔で手を叩いていたり。
「うちの息子もあんな感じだったなぁ」なんて、ぽつりとこぼしてくださったり。
職員の全力ダンスと風船プレイが、いつしか記憶の奥の懐かしい風景を呼び起こす──
これこそが、ホワイトデーにふさわしい、心が躍る瞬間なのかもしれません🩷。
第7章…ご招待スペシャルデー開催!家族もご近所さんも巻き込んで、春の大感謝祭!
ホワイトデー企画もここまで盛り上がってくると、もう内輪だけで完結させるのがもったいない!
笑い声の大合唱、手作りのスイーツ、照れくさそうなメッセージカード、職員の本気ダンス…
この空気を外にもおすそ分けしたい!
そんな気持ちが芽生えてくるのです。
というわけで、ここからは「ご招待スペシャルデー」のはじまりはじまり〜!
普段なかなか会えないご家族や、近所の顔なじみさん、地域のボランティアさんたちをお呼びして、
春風と一緒に笑顔を交換する日。
なんて素敵なんでしょう。
会場には、これまで高齢者のみなさんが作ってきたクラフト作品やスイーツたちがずらりと並びます。
箸置きにコースター、メッセージカードにマシュマロタワーまで!
「おばあちゃん、これ作ったの?すご〜い!」と孫の声が響き、「そんなに言ってくれるなら、また作っちゃおうかしら♪」と、本人もまんざらでもないご様子。
これですよ、このやり取りが宝物。
もちろん、おもてなしの飲み物も抜かりありません。
温かい緑茶や甘酒、金柑湯にハーブティー、ほっとする飲み物がずらりと並び、「どれにしようかな〜」と選ぶ楽しさもまた格別。
中には、ほんのりピンク色の梅の花びらを浮かべたお茶もあったりして、「あら、まるで料亭ねぇ」と嬉しい勘違い(大成功)!
演出としては、お皿の片隅に“梅・桃・桜”の花びらを添えて提供。
洗ってあるけど、ちょっぴり食べても平気なやつです。
「これは食べ物ですか?」「食べても害はありません!(たぶん)」という、ゆるいやり取りも、また楽しいレクリエーションのスパイス。
さらに、職員によるミニコンサートが始まると、もうホールの空気がまるでコンサート会場。
“ふるさと”や“青い山脈”を口ずさむ声があちこちから聞こえてきて、いつしか会場全体がひとつの合唱団に。
「お父さんがあんなに楽しそうに歌ってるの、初めて見たわ…」と、目頭をそっと押さえる家族の姿に、こちらまで胸がぎゅっとなります。
気づけば、誰かが誰かにありがとうと言っていて、笑って、泣いて、また笑って──
ホワイトデーは「お返しの日」じゃなく、“感謝の連鎖が生まれる日🩷”だったんだなぁと、しみじみ思えてきます。
こんなふうに、施設のホワイトデーが「地域の春のお祭り」みたいになっていく未来。
職員も、家族も、地域も一緒になって、高齢者の方々が真ん中でにこにこ笑っている──そんな絵が描けたなら、それだけで一年分の心が満たされてしまいそうです。
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まとめ…ホワイトデーは「お返しの日」じゃない!“一緒に笑う日”としての再定義
ホワイトデーと言えば、なんとなく「何を返そうか」「お菓子でいいかな」「ラッピングどうしよう」なんて、ちょっぴり気を遣う日…そんなイメージがあるかもしれません。
でも、高齢者のレクリエーションとしてのホワイトデーは、ちょっと違うんです。
お返しなんて、しなくていい。
大切なのは、“一緒にいる時間を楽しむこと”。
マシュマロをこねたり、カードを書いたり、職員のダンスにお腹を抱えて笑ったり、スプーンの上のマシュマロが落ちて拍手が起きたり──
そんな一瞬一瞬の笑顔が、何よりもの贈り物になるのです。
高齢者施設という場所は、とかく“機能性”や“安全性”が求められがちですが、だからこそ、こうしたイベントが持つ「感情のふれあい」は、かけがえのない時間。
いつもは少し遠慮気味だった方が、大きな声で笑っていたり。
普段は寡黙だったおじいちゃんが「楽しかったよ」とひとことポツリとつぶやいてくれたり。
この日、起こるすべてが“ホワイトデーの奇跡”です。
そして、施設の中だけじゃなく、家族や地域を巻き込んでみることで、その感動はさらに広がります。
見に来てくれた孫が「また来たい」と言ってくれるかもしれない。
お嫁さんが「お義母さん、こんなに元気なんですね」と微笑むかもしれない。
職員も、笑顔の連鎖に巻き込まれて、ちょっぴり誇らしくなるかもしれない。
すべてが「ありがとう」の延長線上にある、そんな日になるのです。
だからこそ──
ホワイトデーは“お返しの日”ではなく、“笑い合う日”、“再会する日”、“想いを届ける日”🩷。
その日があることで、毎日の生活が少し楽しくなって、その先の季節も、もうちょっとだけ、やさしくなる気がするのです。
高齢者の方々にとっても、職員にとっても、ご家族や地域にとっても、ホワイトデーは、「ありがとう」のカタチが思いがけず笑いに変わり、ちょっと照れながら、でも心が通う──そんな幸せの再発見の日。
来年も、再来年も、きっとまた一緒に、笑って迎えられますように。
[ ⭐ 今日も閲覧ありがとう 💖 ]
読み込み中…読み込み中…読み込み中…読み込み中…😌来場された皆様、今日という日の来訪、誠にありがとうございます
お気づきのご感想を是非、お気軽にお寄せくださいましたら幸いです
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