ひと匙の福笑いで新年会をにぎやかに~高齢者施設で楽しむ1月の五感おやつレク~
目次
はじめに…鏡もちの隣で始まるひと匙の新年会
1月の午後。お正月の歌も、おせちの話も、玄関の華やかな飾りも少しずつ落ち着いて、施設の食堂にはいつもの穏やかな時間が戻ってきます。窓の外はひんやり。室内では温かいお茶の湯気がフワリ。にぎやかだった年の初めがひと段落した頃は、ほっとする反面、「何か楽しいこと、もう少しだけ欲しいな」と感じやすい時期でもあります。
そんな日に、小さな器とスプーンを用意して、おやつの時間をほんの少し遊びに変えてみます。
「さて、この甘いひと口は何でしょう?」
職員の声に、椅子に座った利用者さんの表情が少し引き締まります。目を閉じて、そっと味わって、首をかしげてから一言。
「これは……栗やな」
周りも息をのみます。正解発表の声が響きます。
「さつまいもです!」
「あらぁ、惜しい! でも似てるやろ?」
その瞬間、食堂のあちらこちらから笑い声がこぼれます。答えたご本人は照れ笑い。見ていた方は「私なら分かったのに」と急に名人顔。職員は職員で、進行を忘れて心の中で本気予想を始めています。いやいや、出題者まで参加してどうするの、と自分で言いたくなるのですが、それくらい、一口のおやつには人を引き込む楽しさがあるのです。
新年会というと、豪華な料理や歌、立派な飾りつけを思い浮かべるかもしれません。けれど、毎年大きな催しを準備しなくても、目の前の人がフッと笑い、隣の人との会話が自然に始まるなら、それは十分に心に残る祝いの時間になります。
新しい年の喜びは、豪華さよりも「美味しいね」「分かったかな」と笑い合えるひと時の中で育ちます。
香りを感じる人、舌触りを確かめる人、答えを聞く前から拍手の準備をする人。味覚を楽しむレクリエーションは、食べることを競争にするのではなく、みんなの感覚と会話をやさしく目覚めさせてくれる時間です。正解したら晴れやか、外れても愉快。正に和気藹々、ひと匙ごとに場の空気が丸くなっていきます。
もちろん、高齢者施設で行うなら、食べやすさや飲み込みやすさへの心配りは欠かせません。だからこそ、無理なく味わえるおやつを囲み、安心して笑える雰囲気を整えることが大切です。楽しさは、派手な仕掛けよりも、そっと差し出される一口と、待ってくれる周囲の笑顔から生まれます。
「笑う門には福来る」といいますが、福は案外、金色の飾りではなく、プリンと芋ようかんを真剣に間違えた午後に、こっそり座っているのかもしれません。
[広告]第1章…当てても外れても福が来る!~食べて笑える味覚レクリエーション~
新年会の席に、小さな器がいくつか並びました。中身は、なめらかな芋ようかん、やさしい甘さのプリン、香ばしいほうじ茶ゼリー。見れば分かりそうなおやつも、目を閉じて一口味わうとなると、急に手強い相手になります。
「これは、きっと栗です」
自信満々に答えた利用者さんへ、職員がにこやかに正解を告げます。
「正解は、かぼちゃでした」
その瞬間、周囲から「あら、惜しい!」「私も栗かと思ったわ」と声が飛び、答えた方も「黄色い仲間やから、ほぼ正解にして」とひと言。審査員はどこにいるのか分かりませんが、会場はすっかり笑顔で合格です。
味覚レクリエーションの楽しいところは、食べた本人だけが主役にならないことです。順番を待つ方は「次は私の番かしら」と興味津々。見ている方は、表情や反応から答えを想像して、気持ちの中ですでに参戦しています。職員が「お味はいかがでしょう」と問いかければ、「甘いけど、ただ甘いだけじゃないなあ」と、いつものおやつ時間には出てこなかった言葉までこぼれます。
普段のおやつでは、配られたものを食べ終えると時間も静かに過ぎていきます。けれど、ひと匙に小さな問いかけが加わると、香りを探し、舌触りを確かめ、昔食べた味を思い出す時間に変わります。「昔、お正月に母が炊いてくれた芋に似てるわ」と話し始める方がいれば、その隣から「うちは干し柿やった」と声が続くこともあるでしょう。食べ物は、口の中で終わらず、記憶の引き出しまでそっと開けてくれるのです。
もちろん、正解を競い合う必要はありません。当てた方には拍手を送り、外れた方には「難問でしたね」と笑って返す。そのくらいの軽やかさがちょうど良いのです。味が分からなかったことを恥ずかしく感じさせたり、正解数で順位をつけたりすると、折角の楽しい一口が重たくなってしまいます。
味覚レクリエーションの主役は正解ではなく、ひと口をキッカケに生まれる笑顔と会話です。
ある方が、慎重におやつを味わってから「これは、よう分からんけど、美味しい」と答えたとします。職員は正解カードを持ったまま、少し困るかもしれません。「いや、答えは食材名なのですが」と心の中で呟きつつ、その返事こそ満点だと気づくはずです。美味しいと感じ、みんなが笑い、もう一口を楽しみにする。新年会のおやつ時間に必要なのは、そんな明るい一喜一憂です。
食堂に響くのは、大きな拍手でなくても構いません。「私もやってみたい」「次は何が出るの?」という声が少しずつ増えれば、そこには自然と和やかな輪ができます。食べて、考えて、笑って、思い出を話す。小さな器の中には、1月の午後をにぎやかにするご馳走が、ちゃんと詰まっているのです。
第2章…香り・温度・食感が主役になる日~五感で広がるおやつ時間~
小さなスプーンが近づく前に、もう勝負は始まっています。
器のフタを少し開けただけで、フワリと広がる甘い香り。「あ、これは分かる。あんこや」と、まだ食べてもいないのに早くも名探偵が登場します。ところが、ひと口味わった途端に、「あれ、違うな。黒ごまか?」と表情が曇る。隣の方は、その迷い顔を見て笑いをこらえるのに必死です。
食べる楽しさは、舌だけのものではありません。嗅覚(においを感じ取る力)は、口に入る前から「懐かしい」「美味しそう」と心を動かします。温かい葛湯なら、器を持った手にじんわりぬくもりが伝わり、冷たいゼリーなら、ひんやりした口当たりに思わず目がパチリ。やわらかな芋きんとん、ツルンとした寒天、少し粒の残るおしるこ風のおやつでは、食感まで立派な手がかりになります。
「これは、ツルッとしてるからゼリーやな」
「甘いから、みかん味?」
「正解は、ほうじ茶ゼリーです」
「お茶がゼリーになって隠れてたんか。そら見つからんわ」
そんな声が上がれば、正解発表はもう答え合わせではなく、立派な笑いの時間です。普段なら「今日のおやつはゼリーです」で終わるところが、「香ばしいね」「昔はお茶にあられを入れたなあ」「私は温かい方が好き」と、次々に話の枝を伸ばしていきます。
同じ甘さでも、好みは十人十色です。なめらかなプリンに安心する方もいれば、少し歯ごたえのある羊羹に「これこれ」と頷く方もいます。香りに敏感な方、温度で分かる方、舌触りから昔のおやつを思い出す方。答え方の違いは、その人が長い暮らしの中で育ててきた「美味しい」の違いでもあります。
職員が「何味でしょう」と尋ねた時、すぐに食材の名前が出なくても大丈夫です。「冷たくて気持ちいい」「甘さがちょうどええ」「これはお茶が欲しくなる味やな」と言葉が返ってくれば、その方はしっかり味わっています。正解カードに書いていない感想ほど、場をホッコリさせてくれることもあります。
五感で味わうおやつ時間は、答えを当てる遊びでありながら、その人らしい記憶や好みが自然に顔を出すひと時です。
ある利用者さんが、甘いおやつをゆっくり口に含んで、「これは昔、孫が小さい頃に一緒に食べた味に似てる」とポツリ。何のおやつかを当てる前に、食堂の空気がフッとやさしくなります。香りや舌触りは、時々、記憶の扉を音もなく開けてくれるのです。
もちろん、職員側も油断はできません。試食の段階で「これは簡単に当たるでしょう」と思っていたのに、目を閉じて食べると意外に迷うもの。「ええと、これは……プリン?」と答えて、厨房職員さんから「豆乳ムースです」と返された日には、進行役の威厳が一口で消えます。けれど、その失敗があるからこそ、利用者さんも安心して「分からなくても楽しいね」と笑えるのでしょう。
香りを探し、温度を感じ、食感に驚き、思い出を話す。心満意足のおやつ時間は、豪華な品数から生まれるのではありません。1つのおやつをみんなで面白がり、味わう時間を分かち合うことから、ゆっくり育っていくのです。
[広告]第3章…楽しい一口は安心から~厨房と職員で整える無理のない進め方~
味覚レクリエーションの企画が決まると、職員の頭には楽しそうな場面が浮かびます。笑い声、拍手、正解発表の盛り上がり。そして、その次に浮かぶのが「ところで、何を出せば安全なんだろう?」という現実的な心配です。
ええ、急に宴会の幹事から給食会議の担当者になったような気分です。けれど、このひと手間こそが、みんなで安心して笑える時間を守ってくれます。
高齢者施設のおやつには、それぞれの方に合った食べやすさがあります。普通のおやつを楽しめる方もいれば、やわらかく整えたものが安心な方、トロミが必要な方、甘いものを控えている方もいます。嚥下(食べ物や飲み物を飲み込む動き)の状態は1人1人違い、体調によっても変わります。楽しい催しの日ほど、「今日は皆さん同じ物で」と進めたくなりますが、そこは一致団結より適材適所。食べられる形が違っても、楽しさまで別々にする必要はありません。
厨房には、企画を思いついた時点で早めに相談しておくと安心です。「味を当てるおやつをしたいのですが、やわらかさを揃えて何種類か用意できますか?」と声をかければ、プリン、ムース、ゼリー、やわらかな芋菓子など、無理のない候補を一緒に考えやすくなります。冷たい物だけに偏らず、少し温かい葛湯や甘酒風の飲み物を加えると、温度の違いも楽しい手がかりになります。ただし、熱過ぎる物や口の中でまとまりにくい物は避け、いつもの食事やおやつの様子を知る職員の目を通して選ぶことが大切です。
「目を隠したほうが盛り上がるのでは?」と考える場面もあるでしょう。確かに、見えないからこそ生まれる面白さはあります。けれど、目隠しで不安になる方や、食べ物を口へ運ばれることに緊張する方もいます。そんな時は、無理に視界をさえぎらず、器を見えにくくしたり、2つの候補から選んでもらったり、香りだけで予想してもらったりする方法でも十分に楽しめます。「見ないで当てる」より、「安心して味わえる」ことを優先した方が、笑顔は長続きします。
また、誤嚥(食べ物や飲み物が誤って気管へ入ること)を防ぐためには、座る姿勢や一口の量、食べる速さにも心配りが必要です。背もたれに沈み込み過ぎない姿勢を整え、ひと口は小さめにし、飲み込んだことを確認してから次へ進みます。盛り上がって司会の声が弾み過ぎると、つい「はい次、いきましょう!」と急ぎたくなるものですが、スプーンは運動会のバトンではありません。拍手は元気よく、食べる速さはゆっくりで良いのです。
アレルギー(特定の食材に体が過敏に反応すること)や食事制限の確認も欠かせません。乳製品、卵、大豆、小豆など、おやつに使われやすい食材ほど確認が必要になります。厨房、介護職、看護職が同じ内容を共有しておけば、「食べてから気づいた」という慌てる場面を防げます。用意する器が小さくても、確認する気持ちは大きく。そこに施設らしい安心感が宿ります。
楽しいレクリエーションは、驚かせる工夫よりも、安心してひと口を楽しめる準備から始まります。
そして実施する日は、参加する方だけでなく、見学する方の居場所も作っておきたいものです。食べることが難しい方には、香りを感じてもらったり、答えの札を選んでもらったり、拍手係をお願いしたり。誰かが「私は食べられないから」と輪の外に下がるのではなく、それぞれの形で参加できれば、会場は自然に一体となります。臨機応変な心配りは、特別な技ではなく、その人をよく知っている職員だからこそ出来る贈り物です。
厨房から届いた小さな器を前に、「今日は何を当てるの?」と楽しみに待つ声が聞こえる。職員が姿勢をそっと整え、隣の方が「ゆっくり食べたらええよ」と笑う。その風景の中には、ただのおやつ会を越えた、あたたかな新年の祝いがあります。
安全を整えた分だけ、笑い声は遠慮なく広がっていきます。ひと匙の楽しみを守る裏方の段取りもまた、新年会の大切なご馳走なのです。
第4章…正解数より笑顔の余韻~食べる楽しみと会話を育てる演出術~
器の準備も整い、食べやすさの確認も済みました。いよいよ味覚レクリエーションの始まりです。
職員が小さなスプーンを手にして、「それでは本日の第1問です」と声をかけると、食堂の空気が少しだけ変わります。いつものおやつなら、配られて、食べて、「ご馳走様」で終わるところ。けれど今日は、周りの方まで背筋を伸ばして、まるで自分の番が来たような顔で見守っています。
最初に挑戦する方が、ひと口食べて眉を寄せました。
「甘いなあ……これは、あんこやろ」
職員は少し間を置きます。周囲の視線が集まり、誰かが小さく「当たったんちゃう?」とささやきます。
「正解は……黒ごまプリンです!」
「あらまあ、口の中で変装してたんやなあ」
その一言で、会場は拍手喝采。答えを外したことが笑われたのではなく、返ってきた言葉の楽しさに、みんなの心がほどけたのです。
味覚レクリエーションを盛り上げる演出は、派手な音や大きな声だけではありません。挑戦する方が考えている間を急かさずに待つこと。「甘いですか?」「香りはどうですか?」「昔食べた物に似ていますか?」と、答えやすい問いをそっと添えること。そして、正解か不正解かに関わらず、その方が口にした感想を大事に受け取ることです。
「名前は分からんけど、これは美味しいわ」
そんな返事が出たら、司会役は困る必要がありません。「美味しい判定、いただきました」と明るく返せば、見ていた方も安心して参加できます。食材名を当てる大会のように見えて、実際に育てたいのは「私も食べてみたい」「私も話してみたい」という気持ちなのです。
音の演出を入れるなら、控えめなくらいが心地よいでしょう。正解した時に小さな鈴を鳴らしたり、職員が口で「ジャジャン」と言ってしまったり。立派な機材がなくても、声の調子や拍手のタイミングだけで十分に場は華やぎます。むしろ職員が効果音を張り切り過ぎて、答える方より目立ってしまったら大事件です。「今日の主役、スプーンではなく司会者だったね」と言われる前に、少し控えめがちょうど良いのです。
また、参加する方によって、心地よい盛り上がり方は違います。大きな拍手に嬉しそうに手を振る方もいれば、静かに頷いてもらう方が落ち着く方もいます。恥ずかしがり屋の方には、隣の方と一緒に答えてもらっても良いでしょう。「二人で相談して正解を狙いましょう」と声をかければ、そこから小さな作戦会議が始まります。
「私は芋やと思う」
「いや、これは栗やで」
「ほな、間を取ってかぼちゃにしとこか」
間を取ったはずなのに、どんどん別の方向へ進んでいる気もしますが、その相談している時間こそ、会場を温かくしてくれる宝物です。正解が出た瞬間だけではなく、迷い、語り、笑い合う途中に、一期一会の楽しさがあります。
職員が覚えておきたいのは、間違いを面白がるのではなく、その方の反応をみんなで楽しむことです。「違いますよ」と切ってしまえば、笑顔はそこで萎んでしまいます。「惜しいですね」「その味に感じたのも分かります」「香りが似ていますね」と受け止めれば、外れた答えも会話の入口になります。新年の祝いの席に似合うのは、勝ち負けよりも、誰もが気持ちよく笑える空気です。
味覚レクリエーションの演出とは、正解を派手に知らせることではなく、1人のひと口をみんなの楽しい思い出へ育てることです。
おやつを食べ終えた後も、「あれは難しかったなあ」「次は絶対に当てるで」「今度は温かいのも出してほしいわ」と会話が残れば、その時間は大成功です。食べ物はお腹へ入り、笑い声は部屋に残り、参加した人の心には「またやりたい」という小さな楽しみが灯ります。
新年会は、豪華な舞台がなくても作れます。小さな器、やさしい声かけ、待ってくれる拍手、そして一緒に笑う人がいれば十分です。ひと匙から広がった笑顔の輪は、その日の午後だけでなく、新しい一年の暮らしまで、ほんのり明るく照らしてくれるのです。
[広告]まとめ…「また食べたいね」がこぼれる新年はきっと明るい
新年会の味覚レクリエーションが終わる頃、食堂のテーブルには空になった小さな器と、まだ消えない笑い声が残ります。
「私はあれ、絶対に栗やと思ったのに」
「いやいや、かぼちゃも負けてなかったで」
「次は私、目を閉じても当てられる気がするわ」
そんな会話が聞こえてきたら、企画はもう十分に花開いています。正解を何個出せたかではなく、おやつをキッカケに言葉が増え、表情がやわらぎ、次の楽しみを待つ気持ちが生まれたことが、新年会の嬉しい成果です。
高齢者施設で過ごす1月は、にぎやかなお正月行事が終わると、少し静けさが戻ってくる時期でもあります。その静かな午後に、香りを感じ、温度に驚き、食感を楽しみながら、みんなでひと口の答えを考える。派手ではなくても、そんな時間は心機一転、新しい一年を明るく歩き出す力をそっと育ててくれます。
もちろん、楽しさの土台には安心が必要です。食べやすい形、飲み込みやすさへの配慮、体調や食事制限の確認、無理に目隠しをしない柔らかな進め方。厨房と職員が心を合わせて準備するからこそ、参加する方は心置きなく「美味しい」「難しい」「もう一回」と笑うことが出来ます。
そして、味覚レクリエーションの良さは、その日の催しだけで終わらないところにあります。翌日になっても、「昨日の黒ごま、分からんかったなあ」と話題になったり、おやつの時間に「今日はクイズないの?」と期待の声が上がったり。ひと匙の体験が、いつもの暮らしに小さな楽しみの種を残してくれるのです。
職員にとっても、利用者さんの新しい表情に出会える時間になります。普段は静かな方が味の感想をポツリと話してくださったり、遠慮がちな方が「次は参加する」と笑ってくださったり。その一言に、「準備して良かったな」と胸が温かくなる瞬間があります。おやつを用意したはずなのに、元気をもらっているのはこちらの方かもしれません。新年早々、嬉しい逆配達です。
「また食べたいね」「またやりたいね」という声が残るなら、その一日は心に届いた祝いの日です。
新しい年の始まりに必要なのは、立派な出し物だけではありません。小さなスプーンにのった甘いひと口と、それを囲んで笑い合える仲間がいれば、施設の午後は十分に晴れやかになります。
次のおやつ時間には、どんな味が登場するのでしょう。栗か、芋か、はたまた職員まで首をかしげる難問か。答えは器の中に隠れていても、そこから広がる笑顔だけは、きっと最初から大当たりです。
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